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解決支援者の現場日記 : 旧ブログ 時事問題: 2008年8月
ママの不幸は僕のせい
http://www.asahi.com/national/update/0821/TKY200808200380.html
6歳、捨てられてもたたかれても母をかばった
埼玉県で3月幼児3人が置き去りにされ、内2歳の子が死亡した事件で、保護責任者遺棄致死傷
の罪に問われた母親の初公判の記事です。 (asahi.com)
この記事で胸が痛むのは、次男の餓死はもとよりですが、こんな虐待を受けていても「本当に全部
ボクが悪い」と母親を長男がかばっていることです。
子どもにとって親の存在は、無条件で自分を受け入れ愛してもらえるはずの存在です。だからこそ、
子どもたちは、その愛が無条件ではないということに気がついた時、命をかけてその条件にかなおう
と必死になります。痛々しいほどです。
親からの承認を得られない自分は、無価値な存在となってしまいます。
子どもたちは、親の期待や欲求を読み取ることに懸命になり、いつの日か自分の欲求に気づけなく
なってしまいます。
偽りの自分を作り上げ、それを真の自分と錯覚してしまうのです。
やがて偽りの自分だと気づいた時、もぬけの殻の自分に戦慄し、他者の視線に恐怖し、ひきこもって
しまいます。
自分の真の欲求を知りたくても、すり替えられた欲求を満たすことに奔走してきた子どもたちは、発展
的な行動を誘発するだけの欲求を感じる取ることができず、強迫的行為を繰り返し、自己を破壊して
いきます。
これまで出逢った不登校、ひきこもりの青少年たちの多くが、低年齢期の親との関わりを話して聞か
せてくれました。
「ほめてもらったことがない」
「ありがとうって言ってもらえなかった」
「何をするにも否定された」
といったようなことばかりです。
「親にとっていい子の時とわがままを言った時の親の態度の落差が激しかった」
「この家で安全に暮らすためには、親の期待を読み取るしかなかった。でも他の兄弟とは違い、
僕にはそれに応えきれるだけの能力はなかった」
これらの状態の子どもたちが、存在証明をかけて、親にとって気づきやすいよう痛みを与える
メッセージを送り始めます。
不登校、ひきこもり、家庭内暴力、非行行動、いずれもが自分の存在に気づいてもらうための
精一杯の主張です。
それらは親を疲弊させ、今さらながら存在に気づいてもらえても、かえって存在を容認してもらえる
結果とはなりません。しかし、気づいてもらえるだけでも命がつながる思いなのです。
ありのままを認めてもらえず、期待にそえなかった子どもたちは、親の不幸を自分のせいだと思い
込み、偽りの自己から脱却できぬまま人生が制御不能となってしまうのです。
家庭教育講演会
『ひきこもりの終わらせ方』 8月23日(土) 熊本市
『脱ニート・ひきこもり』 8月24日(日) 春日市
https://www.interbrain.co.jp/lecture/
お申し込みはいますぐこちら!
『ニート・ひきこもりエンパワー教室』
https://www.interbrain.co.jp/course/empowerment/
ひと育て家庭ゼミナール
https://www.interbrain.co.jp/course/cat66/
家族援護士養成講座
https://www.interbrain.co.jp/course/category/family-aid/
【毎週月曜日無料相談会】
大野城市総合福祉センター 午前10時~正午 (要予約 0120-870-996)
詳細は https://www.interbrain.co.jp/counseling/
【熊本出張相談会】
8月27日 (要予約 0120-870-996)
熊本市青少年センター(熊本市新屋敷1-18-28)を使用させていただきます。
熊本市内近隣地域はご自宅までお伺いもできます。(交通費実費/熊本市役所からの距離による)
八代市厚生会館 8月26日 (要予約 0120-870-996)
相談料3千円
NPO法人地球家族エコロジー協会
福岡県大野城市つつじヶ丘6-4-21
https://www.interbrain.co.jp
(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2008年8月21日 19:31
不登校の増加に思う
8日の新聞に「不登校」の増加の記事が出ていました。小中学生が07年度は計12万9254人で、
2年連続で増加。特に中学生は過去最高を更新したようで34人に1人にあたり、どのクラスにも
1人はいるという状況のようです。
文科省は、06年10月にここ福岡県であった中2のいじめによる自殺が社会問題化したこともあり、
「嫌がるものを無理に行かせることはない」と考える保護者が増えたことなどが増加の理由とみて
いるそうです。
実際そうなのでしょうか?
私は、この2年が特別増えたわけではなく、それまでが体調不良が伴えば、不登校ではなく病欠
扱いにしたり、保健室登校を出席扱いとしたりなどの数字操作で強引に減らしていただけと思って
います。不登校が減る要因が見当たりませんので、減少するはずがありません。
スクールカウンセラーの配備や適応指導教室の設置が功を奏しているとの意見が多分出てくる
とは思いますが、実際には機能していないことが実状です。
相談を受けていて03年ぐらいから保護者の意識に変化が出てきだしたことは感じていました。
特に05年後半から何かが大きく変わった気がします。ですから、06年のいじめ自殺の影響とは
別の何かがあることを私は感じています。
この記事を書いている途中、たまたま見た統計資料で、20歳から29歳の自殺者数の推移で、
03年、05年と急に増えているというものがありました。統計局のものです。
これらも何か関係があるのでしょうか?
何がどう変わったかというのは、正直はっきりとしたものは言えません。
ただ、「様子を見ていればそのうち・・・」との楽観論から不登校が長期化し、「もうどうにもならない」
との悲観論からひきこもりが高齢化していっている気はします。
いずれも、保護者が動かなくなってきたと言えるでしょう。
いや、動けないのかも知れません。怖くて。何を恐れているのか。
うかつに刺激してしまうと、思い余って自殺されたり、家庭内暴力やわが子から殺されることをです。
青少年の傷害、殺人事件、特に親族殺人などの年間推移の統計資料を詳しく調べてみると何かが
推察されるかも知れません。
思春期の子どもへの関わり方に苦慮している親御さんたちの話はよく聞きます。また、支援活動の
中でも、「子どものいやがる事は厳しく言えない」とか「いやがる顔は見たくない」「きらわれたくない」
といった声もよくあります。
総じて考えると、対応が分からず事態を見送ってしまっているということなのでしょう。
しかし、であるならば対応策を知るための積極的な動きがあってもよさそうだがと思うのですが、この
動きが実は鈍くなってきているのです。学ばない親たちの増加。
ここには、親自身の生き方の問題が反映している気がしてなりません。
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『脱ニート・ひきこもり』 8月24日(日) 春日市
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ひと育て家庭ゼミナール
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詳細は https://www.interbrain.co.jp/counseling/
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8月27日 (要予約 0120-870-996)
熊本市青少年センター(熊本市新屋敷1-18-28)を使用させていただきます。
熊本市内近隣地域はご自宅までお伺いもできます。(交通費実費/熊本市役所からの距離による)
八代市厚生会館 8月26日 (要予約 0120-870-996)
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2008年8月13日 19:59
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