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解決支援者の現場日記 : 旧ブログ 教育: 2015年2月
止められる「ひきこもり」が止められぬ
それは、親がわが子を動かせずに、困らされていると捉えているからです。
つまり、「親がどうにもできぬわが子の勝手なふるまい」と解釈しているからです。
勝手なふるまいに困惑させられていると思えば、そのふるまいをわが子が終わ
らせてくれるのをただ待つだけになります。
これでは止まるはずもありません。
ただ「甘えている」とか「「ガマンが足りない」はては、「何がどうなったのかがさっぱり
分からない」といったことを仰る親御さんもいらっしゃいますが、であればなおのこと、
甘えやこらえ性のない子が自分から動き出せるでしょうか?
嘆いてしまうような状態のその子どもの行動力に一方的に頼るのは、何か違い
ませんか?
「甘えている」と頼りにならないから嘆いているのではないですか?
現状の改善、問題解決の主体者が誰であるかを見誤れば、止められたはずの
ひきこもりが、一生のものとなってしまいかねません。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2015年2月26日 19:23
共依存
長期化を招く親子の依存関係を説明しますと、
親の方は、「めんどうを見ている間に、やがては(そう遠くない先で)やる気を出す
時がくるだろう」と期待し、子どもの方はと言うと「覚悟(決心)ができる迄の間は、
(いつまでも)めんどうを見てくれるだろう」と期待しています。
親はわが子の「やる気」に依存し、子どもは、親の世話焼きに依存している
状態です。
親は世話をやく期間はもちろん短いことを前提としていますが、子どもの方は、
エンドレスです。
これは、やる気が出てくるのが親は「ほどなく」と思い、子どもは「いつになるか
は分からない」と感じていることからのズレによるものです。
世話をしてもらうことに関しては、親子といった間柄からの保証を子どもは後ろ盾
にしているのですが、「いつかやる気も出るだろう」には、何の保証も無いことを
親は知るべきです。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2015年2月15日 03:40
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