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解決支援者の現場日記 : 旧ブログ 教育: 2013年4月
無力を知ることが解決につながる
の無力さを思い知らされます。
しかし、このことが実は解決につながる大きな意味をもっているのです。
そのことについて述べてみましょう。
無力を知ることで最もいいのが、その時点での限界を知り、謙虚になれることです。
そもそもある問題を抱えるということは、その時点での自身のあらゆる意味での限界を
超えているということで、それまでの価値観を見直し、新たな価値観(視点)に基づいた
行動を実行していかなければならないことを示しています。
つまり、成長へのターニングポイントであり、自己変革のチャンスです。
無力を知れば、それまでの慢心も抑えられ、謙虚にならざるを得ません。
「わが子のことは誰よりも分かっている」
「子どもは親の言うことをきくものだ」
「自分の望む子どもになってほしい」
これらはすべて、親の慢心、傲慢さから出てくるものです。
わが子は思うようになるものだと、どこかでコントロール幻想を抱いてしまいやすいもの
です。
コントロールは、わが子から自由を奪うということです。
自由を奪えば、主体的な生き方ができないようになってしまいます。
それは、何ものかに常に依存した生き方しかできないということです。
無知を知り謙虚になれれば、素直になることができます。
素直になれば、わが子からの訴えも、周囲からのアドバイスにも耳を傾けられるように
なります。
素直になれれば、正直に自分の非(いたらなかった部分)を認めることができます。
素直さや正直さは、潔さにも通じ、他者(もちろんわが子も)からの高い信頼につながり
ます。
わが子の目線に降り理解し、痛みに寄り添えることで、解決の途につけるのです。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2013年4月22日 19:27
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