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解決支援者の現場日記 : 旧ブログ 教育: 2010年2月
わが子から背を向けられ・・・
「子どもとコミュニケーションが取れない」「言うことを聞いてくれない」といった嘆きをよく耳にします。
「言っても動いてくれないから長びいた」
こういったご相談の場合、ほとんどそれ以前からの親子間でのコミュニケーションが取れていません。
そもそもが充分なコミュニケーションがなかったところで、子どもが不登校、ひきこもりになったからと、
急にコミュニケーションを取ろうとはかっても、子どもはなかなか聞き入れてくれません。
親に背中を向け、口をつぐんだ途端、もうそれ以上言葉をかけられなくなってしまう親御さんも少なく
ないようです。
返事を期待し、待っているのです。
子どもとのコミュニケーションは、たとえ返事がなくても語りかけ続けることが、場合によって必要なの
です。
子どもは、返事をしないまでも聞いています。
返事をしないのは、親への反抗的な意味合いだけではありません。
自分の気持ちを表す適切な言葉が浮かばないという場合や、考えの整理がつかず、言葉で返せ
ない場合もあるのです。
言葉を発する(意見を言う=意思表示)ことで、それを否定されることを恐れて発しない場合もあり
ます。
否定されることは、拒絶、見捨てられることと捉えてしまうのです。
子どもたちに共通してあるのは、自尊心の欠落です。
自尊心は、自分を支える杖、背骨となります。
その自尊心が健全に育っていなければ、何ものに対しても、抵抗力がありません。
ストレスに対しての脆弱さは、ここから来ているのです。
「自尊心なんかで、閉じこもることなんてあるんですか?」と質問される親御さんもおられますが、
自尊心を崩された痛みを一番知っているのは、親御さんたちのはずです。
わが子が、心を閉ざし、ひきこもり、こちらの呼びかけに何も答えなくなる。
中には、暴力で親を支配しようとする。
わが子がそんな状況になれば、親としての自尊心はズタズタになっています。
そのことで、ますますわが子との距離が開き、ただただ目の前の状況を見過ごしていくしかなくなる。
誰かに頼ろうにも、崩れた自尊心は、それ以上の辱めを受けたくない、傷つきたくないという心理に
なり、親御さん自身が、自分の殻に閉じこもってしまいます。
相談機関に訪れるのは、数年を経過してからがほとんどであることからも、このことが長期化の
ひとつの要因になっていることも事実です。
自尊心を傷つけられた痛みを理解してあげられることができれば、わが子の痛みへも寄り添うことが
できます。
わが子の理解、寄り添いが、子どもに安心感を与え、新たなことへの挑戦の勇気の後押しになるの
です。
ひきこもり無償支援活動〈たらちねサポート〉事業
https://www.interbrain.co.jp/topics/2009/06/post-2.php
当事者の青少年向けのブログはこちらです。
アダルトチルドレンからの回復http://forum-hokushin.weblogs.jp/
お申し込みはいますぐこちら!
『ニート・ひきこもりエンパワー教室』
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ひと育て家庭ゼミナール
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家族援護士養成講座
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【毎週月曜日無料相談会】
大野城市総合福祉センター 午前10時~正午 (要予約 0120-870-996)
詳細は https://www.interbrain.co.jp/counseling/
【熊本出張相談会】
2月24日 (要予約 0120-870-996)
熊本市五福公民館
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八代市厚生会館
2月22日 (要予約 0120-870-996)
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【北九州出張相談会】
2月27日 (要予約 0120-870-996)
北九州市立生涯学習総合センター(北九州市小倉北区大門1-6-43)
NPO法人地球家族エコロジー協会
福岡県大野城市つつじヶ丘6-4-21
https://www.interbrain.co.jp
(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2010年2月22日 11:33
あらたな啓発法?
今日は、11日にひかえた事例劇公演のリハーサルを行いました。
演者は、全て一般の主婦の方です。
一組は、親子での共演です。
20代の青年と母親が、親子役で演じてくれます。
テーマは、『ひきこもりを招く家族トラウマ』という重いものですが、笑いあり、涙ありの痛くて、
ためになる演劇です。
演劇に携わっている方々では、全くありませんが、見事な演技を披露してくださいます。
脚本は、すべて実話に基づいた内容ですが、演者の方々も実際の子育ての苦労を経験してきた
お母さん方ですので、迫真の演技となっています。
今回は、かねて私共で行っているカウンセリングの風景も盛り込んでいます。
リハーサルの模様を見ておりまして、このような形で、子育てを今やっている親御さん方に、是非
観てもらいたいと改めて感じました。
かねて医師や大学教授の講演を聴く機会、また、自分自身が講演を行う機会もあるのですが、
講演といったスタイルより、はるかに分かり易いのです。
これまで、ドラマや映画といった形態のものも観たことはあるのですが、どうしても“創られた”と
いった感がどうしてもありました。
リアリティに欠けるのです。
この事例劇では、私が支援活動で見てきた現場を再現しています。
また、演者の方が体験者ということもあってか、リハーサル中にも感極まるといったことがあります。
先生と呼ばれるような方たちの話よりも、説得力があるのです。
私自身が、演じられている光景を観て、改めて学ばされています。
是非、多くの方たちに観てもらいたいと思います。
芝居見物のような気軽な気持ちで、当事者でなくても、親御さんたちが、いや、お子さんと一緒にで
も観てもらえる機会が増えていけばと願っています。
このブログをご覧になって、事例劇にご関心をもたれた方がおられましたら、是非ご一報頂けたら
と存じます。
◆◆◆“NPOの専門性を活かした青少年健全育成プロジェクト”◆◆◆
~手をつなごう!青少年の健全育成サポーター~
“青少年を見守る大人たち”すべての方を対象にした
◆青少年問題に直接現場で取組んでいる方
◆不登校や非行を体験した保護者の方
◆青少年自身の立場から
青少年の健全育成活動をするNPOが提供する
さまざまな体験型分科会などを行う予定です。
○日時:2月11日(木・祝)10:00~15:00
○会場:クローバープラザ5F研修室(春日市原町3-1-7)
http://www.cloverplaza.or.jp/traffic/traffic.html ※交通アクセス
●講演内容「信じつづければ子どもたちは応えてくれる」
●パネルディスカッション「こどもたちとの関わり方」
①不登校・ひきこもりの解決支援(ひきこもり家族の事例劇&リコーダー演奏)
②青少年とコミュニケーション(グループワーク こどもの夢応援ワークショップ)
③健全育成活動実践(和太鼓・竹のスタードーム体験ワークショップ)
④青少年と大人の交流(トークセッション・大人VS少年のしゃべり場)
○申込・問合せ先
ひきこもり無償支援活動〈たらちねサポート〉事業
https://www.interbrain.co.jp/topics/2009/06/post-2.php
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アダルトチルドレンからの回復http://forum-hokushin.weblogs.jp/
お申し込みはいますぐこちら!
『ニート・ひきこもりエンパワー教室』
https://www.interbrain.co.jp/course/empowerment/
ひと育て家庭ゼミナール
https://www.interbrain.co.jp/course/cat66/
家族援護士養成講座
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【毎週月曜日無料相談会】
大野城市総合福祉センター 午前10時~正午 (要予約 0120-870-996)
詳細は https://www.interbrain.co.jp/counseling/
【熊本出張相談会】
2月24日 (要予約 0120-870-996)
熊本市五福公民館
2月9日 (要予約 0120-870-996)
八代市厚生会館
2月8日 (要予約 0120-870-996)
和水町中央公民館
【北九州出張相談会】
2月27日 (要予約 0120-870-996)
北九州市立生涯学習総合センター(北九州市小倉北区大門1-6-43)
NPO法人地球家族エコロジー協会
福岡県大野城市つつじヶ丘6-4-21
https://www.interbrain.co.jp
(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2010年2月 6日 20:10
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