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解決支援者の現場日記 : 旧ブログ 2016年6月
引きこもり~家族に必要なこと⑥
であることはこれまで度々述べていますが、ここには次のような誤った前提が
あります。
それは、
「いつか自分で気づく」
「自分でどうすればいいか分かる」
というものです。
当事者たちの状態は、そういう状態にはないのです。
動けずに留まってしまっているのは、行動の選択肢を持ちあわせておらず、
決断力や実行力がないからです。
現状の判断は、すべて好き嫌い感情で行っています。
不快なこと、めんどくさいことなどは、避けます。
ですから、現状を改善、打破していくために、何をどうしていけばいいかといった
判断は、できない状態にあるのです。
「いつか自分で気づいてくれるはずだ」というのは、まったくの幻想(盲信)です。
何らかの相談窓口へ出向き、そこで「お子さんを信じて、見守ってあげましょう」
と言われ、その通りに見守っていたら「5年も経ってしまいました」という事例は、
めずらしい話ではありません。
引きこもり者には、具体的な指針を示し、実行につながる道筋を与えてあげる
ことが必要です。
そうすることで、これからへの希望ももたせることができるのですから。
見守りが、問題の見送り、先送りになってしまわないよう、親が主体的に主導権
を握って問題の改善、解決に取り組むことでしか、解決はあり得ません。
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ひきこもりは動けないから解決できる!
http://archive.mag2.com/0000282169/index.html
引きこもり自助会〈たらちね親の会〉
https://www.interbrain.co.jp/topics/2016/06/entry_1169/
当事者の青少年向けのブログはこちらです。
アダルトチルドレンからの回復
https://www.interbrain.co.jp/acblog/
『生活機能回復訓練 生活道場』
https://www.interbrain.co.jp/seikatsu_dojo/
『ニート・引きこもりエンパワー教室』
https://www.interbrain.co.jp/course/empowerment/
『ひと育て家庭ゼミナール』
https://www.interbrain.co.jp/course/cat66/
『家族援護士養成講座』
https://www.interbrain.co.jp/course/category/family-aid/
【毎週月曜日無料相談会】
大野城市総合福祉センター 午前10時~正午 (要予約 0120-870-996 )
詳細は https://www.interbrain.co.jp/counseling/
引きこもり・不登校・発達障害の相談解決
NPO法人地球家族エコロジー協会
福岡県大野城市つつじヶ丘6-4-21
https://www.interbrain.co.jp
(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2016年6月18日 08:37
引きこもり~家族に必要なこと⑤
に自信がもてないからです。
これまでを振り返り、「良かれ」と思って判断してきたことが、結果的にわが子
にダメージを与えていたことの自覚がある親御さんほど、その傾向があります。
そのため、「自分には、この子に何も言う資格がない」と、一切のはたらきかけ
を止めてしまうのです。
もちろん、長期化が進みます。
言うか言わないかではなく、はたらきかけをしていくのは当然です。
但し、そのはたらきかけ方は、以前と同じではあってはならないのです。
新たなその判断に自信をもてるためには学習が不可欠です。
これまでの誤りを認識して、適切な援助ができるためのスキルを身に具え、
はたらきかけ(仕かけ)を継続していくのです。
誰かに「どうにかしてください」の人任せでは、わが子のやる気だけに任せて
(依存して)きたこれまでと大差はありません。
わが子の変化を期待するのであれば、先ず自身が大きく変わっていくことです。
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