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解決支援者の現場日記 時事問題: 2022年2月

ひきこもり・不登校~「8050問題」は防げる?③


親が解決のための行動が取れない理由は何でしょうか?

対外的には、いわゆる世間体です。

ある全国的組織の家族会の創設者(故人)は、「病気と思えば世間体はかわせる」と言っていましたが、

人格障害社交不安障害発達障害と、次から次へと病を出してきましたが、組織が大きくなるばかり

で、実情は解決どころか「8050問題」へと発展してきました。




世間体をかわすのではなく、世間の未熟さからの歪んだ偏見を、意に介さないでいられる自分を

構築することが重要です。

内に対しては、わが子の嫌がる顔や反発を恐れてしまっていないでしょうか。

これは、親自身が傷、トラウマを抱えていることが多いようです。

わが子から頼られたい、必要とされたいという思い(傷)から、世話をやくことで頼らせるように

コントロールします。

一方で、子どもは「愛されたい」という思い(傷)から、愛されている実感を得たく、世話をやかせる

ことで親をコントロールします。

これが共依存という呪縛です。

互いの求めが一致し、抜き差しならぬ関係をつくってしまい、親離れ、子離れといった互いの自立を

妨げてしまうのです。




では、親自身が抱えているトラウマとは何でしょうか?

これもまた、生い立ちの中で受けてきた自己信頼、自尊心のゆらぎです。

自尊心にゆらぎがあると、他者をコントロールすることでそれを支えようとします。

わが子から背を向けられることで、その傷ついた自尊心を今また大きく揺さぶられてしまって

いるのです。

これらのことから、解決のために今何が最も求められるかが見えてくると思います。

(続く)








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ひきこもり・不登校~「8050問題」は防げる?②


動ける人が動く。

これが基本です。

なぜ長くなってしまっているか。

親からの声で多いのは、

「いつか動き出すと思っていた」

「どうしていいのか分からなかった」

「親が言っても聞かない」


等です。




「いつか動き出すと思っていた」

これはせいぜいひと月です。

理由次第ですが、打ち明けないことがほとんどですから、理由も分からないところで「いつか…」は、

全く根拠がありません。




どうしていいのか分からなければ訪ねることです。

「求めよさらば与えられん、尋ねよさらば見出せん、叩けよさらば開かれん」

という言葉がありますね。

相談窓口や学習会、家族会、書籍やインターネットでも構いません。

答えを見出せるまで、訪ね歩いて門を叩くことです。

労を惜しまない。




「言っても聞かない」に関しては、支援が必要だということです。

言って動くなら支援は必要ありません。

もとより長期化しません。

「親に反発します」それが支援が必要という意味です。

親が言って聞かないのであれば別の方法を考えなければなりませんし、そもそもなぜ聞かなくなって

しまっているかです。

「何度言っても聞きません」と仰いますが、何度ではなく、なんと言っておられますか?

「いい加減バイトでもしなさい!」では動きません。




当協会では、「言っても聞かない」と言っていたその親御さんに言ってもらって、本人に働きかけて

もらっています。

極力自宅訪問はしません。

本人のテリトリーだからです。

親御さんには、ひきこもりという現象の理解を徹底してもらいます。

理解が深まれば、自ずと「なんと」声をかけてあげれば良いのかが分かってきます。

わが子の気持ちに寄り添うことが出来てくるのです。

安心感が出てくることで本人自身で動き出せるようになります。

だから訪問が必要ないのです。




さて、述べたようにいずれも“行動”が必要だということですね。

ではなぜ、その行動が取れていないのでしょうか?








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ひきこもり・不登校~「8050問題」は防げる?①


「8050問題」が取り沙汰されるようになり、どうやったら防げるのかといったことを尋ねられる

ことが度々あります。

この質問の背景には、ほとんど「なぜこんなに長くひきこもってしまうのか?」といった疑問が

あります。

10年、20年、30年もの長い間、家の中だけに居ることが逆になぜできるのかと、不思議でしょうが

ないのです。

コロナ禍において、国民の多くは、外出自粛によりかなりのストレスがたまっています。

早く出かけたい、人と会いたいと願っているような状況ですから、これだけ長きに渡って社会生活

を送らないでいられることが、到底理解できないのです。

もっともなことです。




ですが、長期化の理由はいたって単純です。

ひきこもり者たちは、日毎に社会(人)への恐怖感を募らせています。

例えば、これまで生き慣れた場所に何らかの事情で足が遠のいていた場合、久方ぶりに出向く

となると、誰しも抵抗を感じますよね。

それが10数年、数十年に及べば、そりゃあますます行き辛くなるのは自然です。

つまり、長期化は、ひきこもり者本人は日増しに抵抗感が強くなっていくわけですから、そうさせ

ないためには、家族(親)が適切な対応をしていくしかないのです。

つまり、ひきこもってしまったことは本人に起因する問題ですが、継続、長期化はほぼ親の問題

なのです。




もちろん、いずれも本人だけ、親だけといったことではありません。

0か100ではありませんから。

「どちらが悪い」といったことではないのです。

その発想自体も、ひきこもり現象の発生に大きく影響している一因です。




「誰が問題解決の主体者か?」です。

長期化は、「本人が気づいて、やる気を出さなければどうにもできない」と考えていれば、解決の

見通しはたたないでしょう。

しかし、実際は先に述べたように親の問題、親が主体者ですから、充分解決の望みがもてるわけです。

なぜなら親は動けるのですから。

ではなぜ、これほど長期化が進行しているのでしょうか?



(続く)








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