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解決支援者の現場日記 教育 : 2021年1月 2ページ目
ひきこもり(不登校)~「中高年ひきこもり」考察①
1月1日のメルマガでもご紹介しました精神科医斎藤環氏の著書「中高年ひきこもり」について
私見を述べていきたいと思います。
氏は、「社会的ひきこもり」を著し、ひきこもりの第一人者と称されているほど影響力をもった
方だけに、読者に誤解を与えかねない記述に対して、支援者の立場からあえて異論を述べて
みたいと思います。
支援者は長期化をくい止めることが最大の使命ですので、25年間にわたる活動実績をエビデンス
として数回に分けて論じていきたいと思います。
最初に申し上げておきますが、当事者家族、関係者は是非「中高年ひきこもり」(幻冬舎新書)
は買い求められて、このブログを読んで頂けたらと思います。
一般書として、いつになく(失礼)私のような者でもとても読みやすい内容になっています。
さて、全体を読んでと言うよりも、最終結論としての斎藤氏の論調は、あまりにも社会の偏見を
強調し過ぎた、ひきこもり擁護論になっていると感じました。
氏は、「私は、ひきこもりを未然に防ぐべき、すなわち予防すべきだとは考えません」と述べています。
「ひきこもりもいる明るい社会」を目指すとあります。
ひきこもりを否定的に見る社会の目があるから減らない。
社会の目が変われば(偏見が無くなれば)激減すると。
果たしてそうでしょうか?
傷ついた人間にもっと寛容な社会であるべきだということで「苦しければ休養し、他人に助けを
求めることができる緩い社会」を示しておられるのだと思いますが、それはもちろんその通り
ですので、ひきこもりはあってもいいのですが、ただ、ひきこもらなくていい自己を創ることを
推進していくべきだと私は思います。
ひきこもらなくて済めばそれに越したことはありません。
ひきこもりは、ただの休養とはわけが違うのですから。
当人たちは、やむに止まれず引きこもっています。
偏見、差別を無くすことでひきこもりを減らしていくというのは、飢えているから食糧を与える
というようなものです。(それが必要な段階ももちろんあります)
それよりも、食物自体を育てていく手立てを提供していくことこそ必要ではないでしょうか。
つまり、「ひきこもる必要のない人々の社会」を目指すことで、偏見、差別はそのままあっても、
ひきこもりは無くなっていくと私は思います。
斎藤氏の見解に限らず、昨今のメディアの論調は、ひきこもり者たちの声を度外視して、
「ひきこもりたいのは、認めてあげなければかわいそう」といった意思を感じます。
彼ら、彼女らの声を聴いてあげてください。
10年も20年も誰が好き好んでひきこもりたいなんて思っていますか。
自分が自分のままでいることを認めてほしいと、慟哭しています。
彼らが口をそろえて言うのは「普通になりたい」です。
斎藤氏も、「自傷的自己愛」を苦しみの中心に抱えていると、苦しみながらひきこもっている
と解説している一方で、「たまたま困難な状況にあるまともな人」と、ひきこもりを休養程度
に捉えているようにも感じられます。
斎藤氏との見解の違いは、実態の捉え方の違いからきているものと思います。
「ひきこもる必要のない人々の社会」がどういう社会か、これから述べてみましょう。
(続く)
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2021年1月 6日 06:31
ひきこもり(不登校)~空虚が招く孤立
「人生のスタートから①」から述べてきたことをまとめますと、ひきこもりの状態というのは、
自身の存在に何らの価値を見出せず、空虚としか感じられず、自身を取り巻く世界が自分に
敵意をもっているものと経験され、そのために人生に積極的に取り組もうとすることを一切
やめて、世界を全否定する状態で自己牢獄に閉じこもっているようなものです。
自己牢獄という意味は、自らが見えない檻を作ってしまっているのです。
扉には鍵がかけられていますが、鍵は自分が持っています。
ですが、それに気づけずにいます。
そのため自分を外敵から守るはずの檻が、自分の自由を奪う檻となってしまったのです。
「安全感を得るために」でも述べたように、自分の考えだけに囚われている状態という意味で、
まさに囚人です。
囚という字は、囲いの中の人と書きますね。
ひきこもり状態をよく表している文字です。
周囲ができることは、扉を開ける鍵を持っていることに気づかせることです。
そのためには、身近には外敵がいないこと。
自己否定していることで、自分自身を敵にまわしてしまっていること。
人生を切り開き、創造していける鍵を握るだけの価値をもっていること。
これらを根気強く「涓滴岩を穿つ」の精神で伝えていかなければなりません。
特に先ず身近には外敵がいないこと、つまり、家族は最大の理解者であり、協力者で
あることを本人が納得できるようにしていかなければなりません。
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