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解決支援者の現場日記 家庭問題: 2024年2月

ひきこもり・不登校~今の楽を優先すれば


「どうせムリ」ということで言いますと、「性格だから変わらないし」という声をよく聞きます。

「何を言っても性格が変わるわけではないし」という理由で、何らのはたらきかけもせず、

いたずらにひきこもりを長期化させている親御さんも少なくありません。

こういう家庭では、子ども(当事者)も「何を聞いても言われてもオレの性格は変わりませんから」

と言う傾向がありますね。




「性格は変わらない」という考えの方は、「教育」というものをどう捉えておられるのでしょうか?

性格(人格)が何をしても変わらないのであれば、教育は無力であり、無用ということになります。




昔、同じ支援する立場の方から、「中光さんは、親にも色々アドバイスしているそうですね。

今さら親は変わらないですよ。無駄にエネルギーを消耗するだけですから子どもだけに絞った方が

いいですよ」と言われたことがありました。

正直同じ支援者の立場として、愕然としました。

親抜きで何を解決しているのだろうと。

学校に戻したり、働かせてそれを解決としているのだろうかと、いらぬ世話ながら疑念を抱きました。




九州大学名誉教授の井口潔先生は、「ヒトは教育によってはじめて人間になることができる」

と述べておられます。

教育とは生物学的に見れば、「ヒトが人間になるための過程を助ける営為」ということです。

「性格ですから変わりません」と仰る方は、「私は教育を受けても何も吸収できません」と

言っているのも同然です。




人は気づきがあればいつでも変われるのです。

拘り囚われがあれば、まさに囚われ人で囲い(口)の中で拘束され自由を奪われます。

極めて狭い世界観の中でしか生きられないのです。

ひきこもりそのものです。

気づき閃きがあれば、新たな世界への門出に立てるのです。

「閃」は、人が囲いから出て門の前に立っていますよね。




挑戦(現状改善)を怖れ、本音では現状維持を望んでいると、「ムリ」という言葉が出てくるのです。

だから本音の通りに現状が変わらぬのです。

現状維持を望む理由のひとつには、波風を立てたくないというものがあります。

罵声をあびせられるじゃなし、暴力をふるわれるじゃなし、穏やかにひきこもっているような場合

に多いのが、変にはたらきかけをして、今の平穏な毎日が乱されるくらいなら今のままの方が、

まだましだからといったことです。




さて、これは今だけを見ていることになりますね。

「8050問題」は、親亡き後への危機感からのもののはずです。

つまり、将来への心配、不安です。

「ことを荒立てたくない」の姿勢は、その将来をまったく無視したものではありませんか?

現状は偽りの平穏であり、嵐の前の静けさであるということを認識しなければなりません。

現状に甘んじていれば、将来大嵐がやってきます。

親亡き後、その大嵐に巻き込まれるのはきょうだいたち(他の子ども)です。




ひきこもり問題は、解決していくこと自体は難しくはありません。

ですが、確かに親の拘りや囚われを外していくのは簡単なことではありません。





こちらのブログでは、ちょこちょこと書き綴っていきますので、その都度次回へと続いていくものと

ご承知おきください。






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ひきこもり・不登校~自身が問題の主体者


「言っても聞かない」

「言うだけ反発する」

「本人がすることだから」

こういった声がよく聞かれます。

だから手の打ちようがないのでしょうか?




「言っても」と、何を伝えたのでしょうか?

もし「動きなさい!」だとしたら、聞かないのは当たり前です。

要は何をどう伝えるかです。

同じことを言い続けても、なおさら聞きません。




そもそもなぜ反発するかを考えましたか?

以前、ひきこもりの講演会に参加したときに、参加されていた高齢の父親が、

「息子が立てこもっていて」と言い間違い、会場の笑いを誘った場面がありました。

恐らく、反発され部屋のドアがまったく開かない状態か、もしくは実際バリケードでもされていて、

思っていた本音がつい出たのでしょう。

なぜ、社会のみならず自分たちにも背を向けるのかを考えてみてください。

解決のために重要なことなのです。




「動かない」と取れば、文句のひとつやふたつも言いたくなるでしょうし、自分から動き出すのを

待つだけになります。

「動けない」と捉えてみてください。

動ける自分が補えることはないかを考えますよね。

動けるようになるために自分ができることです。

そのためには、なぜ動けないのか、何に怯えているのかも知る必要があります。

その理由、原因を解消することを一緒に行っていくのです。




他人(わが子)の問題ではなく、自分自身の問題と受け止めてこそ、手がかりが見えてくるし、

解決への確実な道が開けていくのです。

もちろん、自分自身が何に怯えているかも知る必要があります。





こちらのブログでは、ちょこちょこと書き綴っていきますので、その都度次回へと続いていくものと

ご承知おきください。






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ひきこもり・不登校~人生に責任をもつ


誰でも自分のことを問題視されてしまうといい気分ではいられません。

ましてや自分だけを問題視されてはなおさらです。

ですから、親子で一緒に改善していこうという姿勢を示してあげた方が、聞く耳を持ちます。

親は親で変わっていく(良くなっていく)からと伝えてあげるのです。

ただ、だからといって「あなたは何も悪くない。お母さんたちが悪かった」と、責任をすべて

背負いこむ必要はありません。

そんなことしても何もいいことはありません。




以前こういうことがありました。

不登校の講演を依頼された時に、家族会の代表の方も講師として来ておられました。

楽屋で私が何気に「子どもたちにも改善を要する問題があるので、親御さんだけが責任を感じる

必要はないですけどね」と言った途端、「子どもたちは何も悪くないんです!私たち親が全部

悪いんです!」と、声を荒げたときがありました。

突然のことで私もびっくりしてしまったのですが、極端で過剰になり過ぎています。

そもそもいい悪いの問題ではないんです。

不登校でもひきこもりでも、悪いことをしているわけではないのですから。




親が自分だけ責任を感じたからといって、何もいいことはありません。

むしろ、子ども本人に問題解決の主体的な自覚をもたせることを妨げてしまいます。

自分の身に起こった問題は、責任もって自発的自主的に解決していかなければなりません。

自分の人生に責任をもつことこそ、わが子に教えていかなければならないのです。

当事者たちは現実からの逃避問題の先送りといった対処の仕方を責任もって改善していかな

ければなりませんし、親御さんたちはわが子が動けなくなった事態への対処に責任をもたな

ければなりません。

本人のやる気しだいだなんてことを言っていても解決には向かわないのです。

先ずは、親御さんの方から自分の人生に責任をもって動き出すことです。





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