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HOME > 解決支援者の現場日記 > アーカイブ > 2022年9月 > 2ページ目
解決支援者の現場日記 2022年9月 2ページ目
ひきこもり・不登校~長期化が招く新たな問題
いまだに、「子どもを信じて見守る」といったマヤカシを信じ込み、いたずらに時を経過させる
ばかりになってしまっている家庭が多いようですが、引きこもり現象は、長期化が進むほどに
当初の問題(引きこもりを招いた原因)とは別の、新たな問題が発生してしまいます。
それは、自滅(自己破壊)的な生き方の習慣が身に具わっていくということです。
当事者たちは当初、痛みを伴う〈問題〉を抱えていました。
引きこもりは、そこからの一時退去(逃避)です。
そこには、羞恥心(恥辱感)も伴っているため、身を隠そうとするのです。
避難所に隠れたものの、常に不安や恐れといったものに覆われかねません。
ですから、注意をどこか他にそらせて、何かの行動の中に逃げ込もうという衝動がわき起こります。
問題の終息を願い、なんら直接的妥当性をもたないような行動をすることで、不安や恐れといった
感情を追い払おうとします。
そのような行動は、すみやかに強迫的なパターンになってしまいます。
強迫的というのは、自分の意志のコントロールが効かない状態です。
自分好みの注意のそらし方として、ゲーム、インターネットなどに興じる毎日を繰り返してしまう
のです。ゲームやインターネットは、抱えている問題の解決には全く役立たない何らの妥当性の
ないものです。
注意をそこからそらしてくれるものにしがみつくことが、強迫的、習癖的な行動パターンを生み
出していき、依存症に発展しかねないのです。
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大野城市総合福祉センター 午前10時~正午 (要予約 0120-870-996 )
詳細は https://www.interbrain.co.jp/counseling/
引きこもり・不登校・発達障害の相談解決
NPO法人地球家族エコロジー協会
福岡県大野城市つつじヶ丘6-4-21
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2022年9月 8日 06:53
ひきこもり・不登校~痛みを越える勇気
「幸せに生きている」という命の充足感を得られるようにしていくためには、「痛み」を越える
ことを示していかなければなりません。
痛みをどう解釈するか。
現状改善に要する痛みは、陣痛であり、体力増進のための身体に与える負荷のようなものです。
新たな自分を生みだす、事態を改善し、新たな未来を創りだすために必要なことです。
わが子からの反発は、親にとっての痛みです。
その痛みを越える勇気を示すことが、信頼の回復につながります。
「嫌われたくない」ではなく、信頼される自分をつくるということです。
わが子の信頼を得てこそ、子どもは促しを受け入れられるようになっていきます。
痛みは忠告だと受け止めてみましょう。
強ければ強いほど、気づかなければならないことがあるということです。
謙虚に学ぶ姿勢が必要です。そのためには感謝です。
親として人として成長出来るからこそ感謝です。
感謝を行動で示した時、それは利他的な行為になり逆に感謝されます。
感謝されることで、自尊心の回復にもなります。
成長していくためには向上心が必要です。
気持ちが上向きなとき、人は上機嫌であり幸福感を味わえるのです。
痛みを越える勇気をもてるためには、「すべてを活(生)かす」という心がまえで感謝の先取りをします。
あたりまえのことも与えられた恵みと感謝する。
ましてや苦悩はなおさらです。
過去(結果)を常に教訓として「終わりよければすべて善し」としていきましょう。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2022年9月 6日 08:47
ひきこもり・不登校~制約を与えないことで癒える?
空腹(未充足の欲求)を訴えるわが子に食物(快楽)を与えていれば、静かに(安定)しています。
ですが、それを続けていれば、やがて自力で動けないほどの体重になり、病気を併発します。
健康管理は命の管理です。
わが子の命を削る行為が、わが子を幸福にしないことは自明の理です。
同じように、時の経過で積み上げてきたものの重みで動けなくなってしまっているわが子の、
「苦悩の回避」という求めを満たすことは、命の活動“成長”を阻むことになります。
肥満は突然生じるものではありません。経過が見えています。
TV番組で時折ありますよね。体重が200キロ以上くらいになって、ベッドからも自分で降りれず、
命の危険があるから助けてくださいといったようなものです。
そこまでなるのに気づかないわけないですよね。
気づけているのに快楽を優先させたということです。
食事を与え続けたのは家族です。
快楽の先取り(前借り)が、将来の困窮を招くこともまた自明の理です。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2022年9月 4日 08:56
ひきこもり・不登校~問題解決をためらう理由は?
親は、変わらぬわが子の状態に困っています。
しかし一方で、事態の改善のためのはたらきかけが積極的に行われているとは言い難いところが
あります。
「考えていないわけではない」「何もしていないわけではない」といった言葉が多く返ってきますが、
「○○を継続的に行っている」という具体的な内容は聞こえてきません。
多くは、「働くように、言ってはいるのだけど・・・」と、嘆きにも聞こえるものです。
現状の改善を望んでいるのは事実なのですが、ではなぜ、継続的に積極的なはたらきかけがなされて
いないのでしょうか?
それは、「どうにかなれば」という期待はあっても、「どうにかしなければ」という意識にまでに
至っていないからです。
自身が主導的に取り組んでいくといった姿勢ができていません。
前提にあるのは、言葉による促しがきかない状態にあるということです。
ですから、何らかのはたらきかけを行えば、反発が予想されます。
その反発は、暴言や破壊であったり、暴力が特に心配されます。
また、さらに心を閉ざしてしまいますます閉じこもってしまうことが懸念される。
それらによって、解決のためのはたらきかけが、ためらわれてしまうのです。
あたかも腫れ物に触るような状態になってしまいます。
解決のためには、何を優先すべきかを常に考えていかなければなりません。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2022年9月 1日 22:32
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