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自分の人生に責任をもつ
「自己責任」という言葉からは、「自業自得。自分でしでかした事は自分で責任取んな
さい!」というイメージがあります。
そのせいか、突き放したような、少し冷たい印象を受けます。
ですから、責任を負うことに誰しも負担を感じるようです。
「責任を取れよ」などと言われますと、あたかも非難されたように受け止めがちですが、
自分が関わっていることは、多少なりとも責任があることは事実なんですから、いっそ
のこと、自分から責任をもつことを心がけてみましょう。
自分の人生においては、自分にふりかかることは自分で積極的に責任をもつんです。
「責任を取る」となると、少し受動的な意味あいを感じます。
そうではなくて、能動的に自ら責任を「もつ」のです。
自己責任とはいっても、何でもかんでも責任をもつ必要はありません。
人の取るべき責任を肩代わりしても、自滅するだけです。
例えば、人から何らかの迷惑、被害を受けたとします。
明らかにこちらに過失が無かった場合、「傷ついた自分が弱かったから」と、過度に
自分が責任を感じる必要はありません。
ただ、傷つけられたことに対しての対応には、責任をもつ必要があります。
被害者だから、加害者になにをしてもいいというわけにはいきません。
親や他者との関わりあいの中でトラウマを受けた場合、とかくトラウマを受けた(被害)
ことを免罪符にしてしまい、何事かができなくなってしまったのは親(他者)が悪いの
だから、うずくまっていてもいいんだとする傾向がありますが、それは違います。
傷ついたことに責任はありません。
しかし、その傷にどう向き合い、それからの人生をどう生きていくかにおいては、自己
責任です。
自分の人生ですから、しっかり自分で考えて、よりよい人生になるよう意思決定して
いくことが大切です。
自分の人生に責任をもつというのは、人の手を一切借りてはいけないというわけでも
ありません。
責任をもつためにも、自力だけでは出来ず、協力、助けが必要な場合は、速やかに
協力を頼める自分をかねてから作っておく必要があります。
そのためには、信用力です。
他者から信頼される人間関係を作っておかなければ、いざという時、協力してもらえま
せん。
自己信頼を基にした一貫した姿勢、精神的自立がなければ、他者からの信頼を得ら
れません。
責任を転嫁、回避する生き方は、やがて自分の人生からたっぷり責任を取らされる
ことになります。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2010年11月 5日 16:54
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同じカテゴリの記事
アダルトチルドレンからのQ&A~二つのゆるし ②
「子どもの自己」に許可をすることです。
「子どもの自己」は、幼いがゆえに、自分の親が弱さや限界を持っているのを
理解することができなかったのです。
親の未熟な人間性を許すのです。
親がなした行為をたしなめ、存在は許すのです。
親への赦しとは、彼らのしたことを無罪放免にすることではなく、その影響から
自分を自由にするためのものです。
相手のしたことは忘れないけれども手放すということです。
傷に対する執着から自由になることであり、犠牲者の自分でなくすることです。
恨みや憎しみ、自己憐憫から解放されることです。
過去の痛みに今を支配された状態を超え、過去のものにするという意味です。
過去は自分のすべてではなく、一部となるのです。
「ゆるす」とは、主体的に緩め、ほどき、放すこと。解き放ちです。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年6月25日 08:18
アダルトチルドレンからのQ&A~二つのゆるし ①
そのことに感謝し、自身が行った誤りは誤りとして詫び、その上で、自分を
赦します。
「赦し」は、責任回避のために自己正当化するのではなく、未熟だったことを
認め、情状酌量とすることです。
そして、自己と和解します。
自分を責め、敵にまわしていた自分と和解し、自己信頼を取り戻していきます。
自分を赦せれば、人を赦せます。(清濁併せ呑む)
前回述べた自己洗浄は、自己研磨です。磨かれ成長していきます。(事上磨錬)
感謝し、向上心をもって人に役立つ行為を積極的に行い、感謝されることで
「赦せない心」を減らすことができます。
感謝が少ない人ほど、不平・不満が多いものです。
「難有り、有り難し」で、難事を成長、進歩、発展、向上の好機にしましょう。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年6月25日 07:54
アダルトチルドレンからのQ&A~ブーメランの法則
してみましょう。
洗浄の後は、成長し、美しくなります。
美しくとは、ムダやムリが無く、道理にかなった行動ができているということです。
ですから、洗浄として起こるその事柄に先ず感謝です。
人からいやなことをされた場合も、自分がそれまでに、人に迷惑をかけた分の
見返りとして戻ってきていると捉えましょう。
「お互いさま」なのですから。
ここで相手に報復してしまうと、自己洗浄にはならず、さらにネガティヴな原因を
作ってしまいます。
問題への対処の仕方の誤りを、再び繰り返すことになるのです。(反復強迫)
「類は友を呼ぶ」で、心に描くものがその状態を引き寄せる「引き寄せの法則」
よりも厳格なものは、「ブーメランの法則」で因果応報。
感謝を忘れ、毒親に報復を繰り返してしまえば、必ず自分の人生を持ち崩す
という結果が返ってくるのです。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年6月 6日 05:09
アダルトチルドレンからのQ&A~身に起こる出来事に対して
あなたが今まさに誤って行為してしまおうとしているのと同じ過ちを、
一度目の人生において行ったかのように生きよ』(実存心理学)
これは、過去に行った行為(一度目の人生)の結果として現状が生じている
と自覚すること。
現状困難な状態があれば、それは過去の誤った判断、行為によってのもの
であり、それと同じことを繰り返してしまわないように自戒して行動していく
必要があります。
また、親と同じ過ちを繰り返していませんか?
世代間連鎖をくい止めることも、あなたの世代で行うべき課題です。
今の行動のありかたは、将来に何かを用意してしまいます。
現状の過ごし方が、将来の準備になっていることを自覚して過ごすことが
大切です。
今という時間、機会は、二度とこないのですから。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年5月13日 06:55
アダルトチルドレンからのQ&A~すべてに敬意をもつ
「敬意をもつ」とは、慎みをもって、その対象を“大事”にしていくことです。
丁寧に関わり大切にしましょう。
こちらが大切にすれば、相手もこちらを大切にしてくれます。
物を大切に取り扱えば、長く働いて(役立って)くれることでこちらを大切にして
くれるわけですし、出来事に敬意をもつというのは、丁寧に向き合い、目をそら
さず、受容するということです。
すると多くの学びの機会を提供してくれて成長させてくれるという形で、自分を
大切にしてくれます。
縁を大切にすれば、人間関係がより良くなります。
時間を大切にすると、タイミングが良くなって、チャンス(好機)が増えてきます。
ツキを呼び込むために大切なことは、笑顔と朗らかさです。
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