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アダルトチルドレンからの回復
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新たな生き方の創造
新たな生き方を模索していく時のポイントをお話ししましょう。
最重要なことは、日常を変えていくことです。
日常は、あたりまえのように日々繰り返している状態です。
それは無意識に行われています。
ですから、日常を変えるためには、日常を意識し、観察し、良くないものははずし
ていくことが必要です。
私たちの心は、コロコロと変わりやすいという特徴と、何ものかに執着しやすい
という相反する特徴をもっています。
コロコロ変わるというのは、より執着しやすいものへと心が移ろいゆくということ
です。
では、その心変わりに影響を与えるものが何かというと、環境です。
環境から受ける様ざまな刺激により、心を動かされてしまいます。
ですから、今居る環境を調整し、整備していく必要があります。
その中でも特に、習慣の改善は重要です。
習慣と環境は、リンクしています。
悪習慣を誘う対象は、遠ざけていくべきです。
それこそ、執着、耽溺していくようなものは、身の回りに置いておかないことです。
その対象が人の場合もあります。
悪習慣につながる人との関わりは、決別していった方がいいでしょう。
習慣は、行動だけではありません。
考え方の習慣も見直します。
自分の心を傷つけ、痛めてしまう考え方の習慣は、速やかに改善しましょう。
生きるか死ぬかの二分法思考や、希望が「~ねばならない」思考になってしま
ったり、自分への過小評価や自己不信。
こういった自動化された思考は、とっとと捨てましょう。
環境調整、整備がなされてこそ、自分にしっかり向き合うことができます。
修行僧が山に籠もり、座禅するのと同じです。
自分に向き合い、何を観察するかというと、これまで生きてきた人生の流れ
(プロセス)、背景(バックグラウンド)です。
どういう環境に身を置き、何が自分の身に起こり、どういった経験、体験をして
きたのか。
何を好み、何が不得手であったか。
どういう人たちと出会い、どのような価値観をもって生きてきたのか。
等を客観視してみてください。
新たな人生の創造のためにも、今ある自分を深く洞察することが先決です。
外に何ものかを探すのではなく、内在したものから、未来へのヒントを得るのです。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2010年6月 4日 21:14 | コメント(1)
同じカテゴリの記事
アダルトチルドレンからのQ&A~二つのゆるし ②
「子どもの自己」に許可をすることです。
「子どもの自己」は、幼いがゆえに、自分の親が弱さや限界を持っているのを
理解することができなかったのです。
親の未熟な人間性を許すのです。
親がなした行為をたしなめ、存在は許すのです。
親への赦しとは、彼らのしたことを無罪放免にすることではなく、その影響から
自分を自由にするためのものです。
相手のしたことは忘れないけれども手放すということです。
傷に対する執着から自由になることであり、犠牲者の自分でなくすることです。
恨みや憎しみ、自己憐憫から解放されることです。
過去の痛みに今を支配された状態を超え、過去のものにするという意味です。
過去は自分のすべてではなく、一部となるのです。
「ゆるす」とは、主体的に緩め、ほどき、放すこと。解き放ちです。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年6月25日 08:18
アダルトチルドレンからのQ&A~二つのゆるし ①
そのことに感謝し、自身が行った誤りは誤りとして詫び、その上で、自分を
赦します。
「赦し」は、責任回避のために自己正当化するのではなく、未熟だったことを
認め、情状酌量とすることです。
そして、自己と和解します。
自分を責め、敵にまわしていた自分と和解し、自己信頼を取り戻していきます。
自分を赦せれば、人を赦せます。(清濁併せ呑む)
前回述べた自己洗浄は、自己研磨です。磨かれ成長していきます。(事上磨錬)
感謝し、向上心をもって人に役立つ行為を積極的に行い、感謝されることで
「赦せない心」を減らすことができます。
感謝が少ない人ほど、不平・不満が多いものです。
「難有り、有り難し」で、難事を成長、進歩、発展、向上の好機にしましょう。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年6月25日 07:54
アダルトチルドレンからのQ&A~ブーメランの法則
してみましょう。
洗浄の後は、成長し、美しくなります。
美しくとは、ムダやムリが無く、道理にかなった行動ができているということです。
ですから、洗浄として起こるその事柄に先ず感謝です。
人からいやなことをされた場合も、自分がそれまでに、人に迷惑をかけた分の
見返りとして戻ってきていると捉えましょう。
「お互いさま」なのですから。
ここで相手に報復してしまうと、自己洗浄にはならず、さらにネガティヴな原因を
作ってしまいます。
問題への対処の仕方の誤りを、再び繰り返すことになるのです。(反復強迫)
「類は友を呼ぶ」で、心に描くものがその状態を引き寄せる「引き寄せの法則」
よりも厳格なものは、「ブーメランの法則」で因果応報。
感謝を忘れ、毒親に報復を繰り返してしまえば、必ず自分の人生を持ち崩す
という結果が返ってくるのです。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年6月 6日 05:09
アダルトチルドレンからのQ&A~身に起こる出来事に対して
あなたが今まさに誤って行為してしまおうとしているのと同じ過ちを、
一度目の人生において行ったかのように生きよ』(実存心理学)
これは、過去に行った行為(一度目の人生)の結果として現状が生じている
と自覚すること。
現状困難な状態があれば、それは過去の誤った判断、行為によってのもの
であり、それと同じことを繰り返してしまわないように自戒して行動していく
必要があります。
また、親と同じ過ちを繰り返していませんか?
世代間連鎖をくい止めることも、あなたの世代で行うべき課題です。
今の行動のありかたは、将来に何かを用意してしまいます。
現状の過ごし方が、将来の準備になっていることを自覚して過ごすことが
大切です。
今という時間、機会は、二度とこないのですから。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年5月13日 06:55
アダルトチルドレンからのQ&A~すべてに敬意をもつ
「敬意をもつ」とは、慎みをもって、その対象を“大事”にしていくことです。
丁寧に関わり大切にしましょう。
こちらが大切にすれば、相手もこちらを大切にしてくれます。
物を大切に取り扱えば、長く働いて(役立って)くれることでこちらを大切にして
くれるわけですし、出来事に敬意をもつというのは、丁寧に向き合い、目をそら
さず、受容するということです。
すると多くの学びの機会を提供してくれて成長させてくれるという形で、自分を
大切にしてくれます。
縁を大切にすれば、人間関係がより良くなります。
時間を大切にすると、タイミングが良くなって、チャンス(好機)が増えてきます。
ツキを呼び込むために大切なことは、笑顔と朗らかさです。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年4月20日 00:09
コメント(1)
かなぎ (2010年6月23日 17:10)
「はずしていくことが必要」、「速やかに改善」、「とっとと捨てましょう」というのは分かります。
ですが、その方法、どうすればはずした状態になるのか、いまいちピンときません。