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アダルトチルドレンからの回復
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問題の在りかは?
誰でも特に苦手としている場面があると思ます。
意見を求められたとき
人に誘われたとき
一対一になったとき
決断を迫られたとき
分からないことが出てきたとき
などなど
中には、決まってそういう場面で、パニックになってしまう人もいるかも知れません。
では、いかなる場面でもよりうまく対処していけるようになるためのポイントをお話し
してみましょう。
先ず、その状況での自分の置かれた立場で、どういった結果を出すべきかを考えて
みてください。
立場というのは、例えば自分が入社したての社員であるとか、上司から仕事を
与えられた部下であるとか、お客からクレームを出された店員であるとか、人に用事
を頼む側など、その状況下でのいわば位置です。
その立場で、出さなければならない結果というのは、つまり求められている結果です。
着地点とも言えます。
この結果(着地点)が分かるためには自分のとる行動の目的がつかめていなければ
なりません。
「何のために」それをやるのかということです。
例えば、人に用事を頼むとき、目的は自分がやってほしいことを滞りなくやってもらう
ことですから、正確に意図することを伝えなければなりません。
その時に大切なことは、結果を出すために何が必要か、準備しておくべきことがない
かとうことです。
着地点に対して発着地点と言えましょうか。
相手が、その用事を遂行できるだけの能力があるのか。
足りない部分があれば、補っておくことが必要です。
丁寧に教えてあげて、要求している結果を相手が認識できているかを確認しておく
ことも忘れないようにしておかなければなりません。
それらを怠っていれば、相手から満足な結果が返ってこないからといって、一方的に
相手ばかりを責めるわけにはいきません。
用事を頼む側の責任です。
場合によっては、能力がどうしても追いつかないと予想されれば、相手を変えること
も考えなければなりませんし、結果を出す期限も考慮して人選や依頼のタイミングをは
かっていくことも必要です。
問題は、こういったことを考える先から、
「相手は怒らないかなぁ」
「失敗しないかなぁ」
「断られないかなぁ」
「バカにされないかなぁ」
「いやがられないかなぁ」
などと、いらぬ心配が頭の中をかけめぐることです。
もしそうだとしたら、その心配が実現するであろう根拠にしていることを洗い出し、
それに対しての対策を打てばいいんです。
ほとんどが今考えてもどうにもならないことばかりのはずです。
目的と結果(着地点)が見えていさえすれば、心配にはおよびません。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2009年11月17日 20:27 | コメント(1)
同じカテゴリの記事
アダルトチルドレンからのQ&A~二つのゆるし ②
「子どもの自己」に許可をすることです。
「子どもの自己」は、幼いがゆえに、自分の親が弱さや限界を持っているのを
理解することができなかったのです。
親の未熟な人間性を許すのです。
親がなした行為をたしなめ、存在は許すのです。
親への赦しとは、彼らのしたことを無罪放免にすることではなく、その影響から
自分を自由にするためのものです。
相手のしたことは忘れないけれども手放すということです。
傷に対する執着から自由になることであり、犠牲者の自分でなくすることです。
恨みや憎しみ、自己憐憫から解放されることです。
過去の痛みに今を支配された状態を超え、過去のものにするという意味です。
過去は自分のすべてではなく、一部となるのです。
「ゆるす」とは、主体的に緩め、ほどき、放すこと。解き放ちです。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年6月25日 08:18
アダルトチルドレンからのQ&A~二つのゆるし ①
そのことに感謝し、自身が行った誤りは誤りとして詫び、その上で、自分を
赦します。
「赦し」は、責任回避のために自己正当化するのではなく、未熟だったことを
認め、情状酌量とすることです。
そして、自己と和解します。
自分を責め、敵にまわしていた自分と和解し、自己信頼を取り戻していきます。
自分を赦せれば、人を赦せます。(清濁併せ呑む)
前回述べた自己洗浄は、自己研磨です。磨かれ成長していきます。(事上磨錬)
感謝し、向上心をもって人に役立つ行為を積極的に行い、感謝されることで
「赦せない心」を減らすことができます。
感謝が少ない人ほど、不平・不満が多いものです。
「難有り、有り難し」で、難事を成長、進歩、発展、向上の好機にしましょう。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年6月25日 07:54
アダルトチルドレンからのQ&A~ブーメランの法則
してみましょう。
洗浄の後は、成長し、美しくなります。
美しくとは、ムダやムリが無く、道理にかなった行動ができているということです。
ですから、洗浄として起こるその事柄に先ず感謝です。
人からいやなことをされた場合も、自分がそれまでに、人に迷惑をかけた分の
見返りとして戻ってきていると捉えましょう。
「お互いさま」なのですから。
ここで相手に報復してしまうと、自己洗浄にはならず、さらにネガティヴな原因を
作ってしまいます。
問題への対処の仕方の誤りを、再び繰り返すことになるのです。(反復強迫)
「類は友を呼ぶ」で、心に描くものがその状態を引き寄せる「引き寄せの法則」
よりも厳格なものは、「ブーメランの法則」で因果応報。
感謝を忘れ、毒親に報復を繰り返してしまえば、必ず自分の人生を持ち崩す
という結果が返ってくるのです。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年6月 6日 05:09
アダルトチルドレンからのQ&A~身に起こる出来事に対して
あなたが今まさに誤って行為してしまおうとしているのと同じ過ちを、
一度目の人生において行ったかのように生きよ』(実存心理学)
これは、過去に行った行為(一度目の人生)の結果として現状が生じている
と自覚すること。
現状困難な状態があれば、それは過去の誤った判断、行為によってのもの
であり、それと同じことを繰り返してしまわないように自戒して行動していく
必要があります。
また、親と同じ過ちを繰り返していませんか?
世代間連鎖をくい止めることも、あなたの世代で行うべき課題です。
今の行動のありかたは、将来に何かを用意してしまいます。
現状の過ごし方が、将来の準備になっていることを自覚して過ごすことが
大切です。
今という時間、機会は、二度とこないのですから。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年5月13日 06:55
アダルトチルドレンからのQ&A~すべてに敬意をもつ
「敬意をもつ」とは、慎みをもって、その対象を“大事”にしていくことです。
丁寧に関わり大切にしましょう。
こちらが大切にすれば、相手もこちらを大切にしてくれます。
物を大切に取り扱えば、長く働いて(役立って)くれることでこちらを大切にして
くれるわけですし、出来事に敬意をもつというのは、丁寧に向き合い、目をそら
さず、受容するということです。
すると多くの学びの機会を提供してくれて成長させてくれるという形で、自分を
大切にしてくれます。
縁を大切にすれば、人間関係がより良くなります。
時間を大切にすると、タイミングが良くなって、チャンス(好機)が増えてきます。
ツキを呼び込むために大切なことは、笑顔と朗らかさです。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年4月20日 00:09
コメント(1)
かなぎ (2009年11月19日 00:36)
自分の場合この思考法、まだものに出来てません。
出来てる時も多くありますが、「いらぬ心配が頭の中をかけめぐること」も少なからずあります。
また発着地点が明確化せず、後から不足していた点に気付くも後の祭りという事もあります。
そこは経験値も係わってくろのでしょうが。
普段から位置・目的・着地点を明確化し、無意味な不安を取り除くようにしないと自分が損しますね。