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アダルトチルドレンへの処方箋~心の浄化
私たちの意識には自覚できる「意識」と自覚できない「無意識」とがあります。
痛みや恐怖などの不快は、もちろん感じたくありませんので、無自覚、つまり、
無意識の蔵へ直しこんでしまいます。
しまいこまれた抑圧意識の中には、自分独自のこだわりや受け容れがたいもう
ひとつ(裏)の心が潜んでいます。
何でもそうですが、物事は偏るとろくなことがありません。
食事でも姿勢でも、考え方でも行動でも、偏ると健康を害するばかりでなく、
リバウンドして、当初よりもさらに悪い状態になりかねません。
一方を選択し、それにこだわると、もう一方を強く否定しようとします。
たてまえを意識し過ぎると、本音を隠し、抑え込みます。
自分でも受け容れがたい(悪の)本音が、シャドー(影)となり、意識下から私たち
に揺さぶりをかけます。
例えば、私たちは他人の幸福を祝福する気持ちがある一方で、ねたむ気持ちも
もっています。これがシャドーとなるのです。
特に、「ねたむ気持ちなんてないっ!」と強く否定すればするほど、シャドーが
大きくなります。
要は、裏面をもっている自分も否定しないということです。
意識と無意識があるように、表の人格と裏の人格を持ち合わせているのが私たち
人間です。
多面性をもっているのが人のパーソナリティーです。
「期待はずれの子」といったような親からの刷り込みがコンプレックスとなり、それ
と合わせ、「期待に応えられないダメな子」といった自己認識がシャドーを増殖
させ、それらを他者に投影し、周囲の人間が、全て自分をそういうやつだと見て
いるとしか感じられず、人間関係にゆがみを生じさせます。
シャドーやコンプレックスは、私たちの心を汚染し、人生を破壊しかねませんので、
かねてから、心の浄化(カタルシス)が必要です。
浄化するには、誤った思い込みを再検討し、自分の中に誤った悪(善に対しての)
を作らないようにしていくことを繰り返していくことです。
そして、心の栄養分として、自分を常に
ねぎらい
なぐさめ
認め
励まし
ほめて
自分の味方でいてくれている自分に敬意を表し、感謝する。
これらを実践することで、豊かな人生を創造することができるのです。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2012年2月 9日 16:40
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同じカテゴリの記事
アダルトチルドレンからのQ&A~二つのゆるし ②
「子どもの自己」に許可をすることです。
「子どもの自己」は、幼いがゆえに、自分の親が弱さや限界を持っているのを
理解することができなかったのです。
親の未熟な人間性を許すのです。
親がなした行為をたしなめ、存在は許すのです。
親への赦しとは、彼らのしたことを無罪放免にすることではなく、その影響から
自分を自由にするためのものです。
相手のしたことは忘れないけれども手放すということです。
傷に対する執着から自由になることであり、犠牲者の自分でなくすることです。
恨みや憎しみ、自己憐憫から解放されることです。
過去の痛みに今を支配された状態を超え、過去のものにするという意味です。
過去は自分のすべてではなく、一部となるのです。
「ゆるす」とは、主体的に緩め、ほどき、放すこと。解き放ちです。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年6月25日 08:18
アダルトチルドレンからのQ&A~二つのゆるし ①
そのことに感謝し、自身が行った誤りは誤りとして詫び、その上で、自分を
赦します。
「赦し」は、責任回避のために自己正当化するのではなく、未熟だったことを
認め、情状酌量とすることです。
そして、自己と和解します。
自分を責め、敵にまわしていた自分と和解し、自己信頼を取り戻していきます。
自分を赦せれば、人を赦せます。(清濁併せ呑む)
前回述べた自己洗浄は、自己研磨です。磨かれ成長していきます。(事上磨錬)
感謝し、向上心をもって人に役立つ行為を積極的に行い、感謝されることで
「赦せない心」を減らすことができます。
感謝が少ない人ほど、不平・不満が多いものです。
「難有り、有り難し」で、難事を成長、進歩、発展、向上の好機にしましょう。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年6月25日 07:54
アダルトチルドレンからのQ&A~ブーメランの法則
してみましょう。
洗浄の後は、成長し、美しくなります。
美しくとは、ムダやムリが無く、道理にかなった行動ができているということです。
ですから、洗浄として起こるその事柄に先ず感謝です。
人からいやなことをされた場合も、自分がそれまでに、人に迷惑をかけた分の
見返りとして戻ってきていると捉えましょう。
「お互いさま」なのですから。
ここで相手に報復してしまうと、自己洗浄にはならず、さらにネガティヴな原因を
作ってしまいます。
問題への対処の仕方の誤りを、再び繰り返すことになるのです。(反復強迫)
「類は友を呼ぶ」で、心に描くものがその状態を引き寄せる「引き寄せの法則」
よりも厳格なものは、「ブーメランの法則」で因果応報。
感謝を忘れ、毒親に報復を繰り返してしまえば、必ず自分の人生を持ち崩す
という結果が返ってくるのです。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年6月 6日 05:09
アダルトチルドレンからのQ&A~身に起こる出来事に対して
あなたが今まさに誤って行為してしまおうとしているのと同じ過ちを、
一度目の人生において行ったかのように生きよ』(実存心理学)
これは、過去に行った行為(一度目の人生)の結果として現状が生じている
と自覚すること。
現状困難な状態があれば、それは過去の誤った判断、行為によってのもの
であり、それと同じことを繰り返してしまわないように自戒して行動していく
必要があります。
また、親と同じ過ちを繰り返していませんか?
世代間連鎖をくい止めることも、あなたの世代で行うべき課題です。
今の行動のありかたは、将来に何かを用意してしまいます。
現状の過ごし方が、将来の準備になっていることを自覚して過ごすことが
大切です。
今という時間、機会は、二度とこないのですから。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年5月13日 06:55
アダルトチルドレンからのQ&A~すべてに敬意をもつ
「敬意をもつ」とは、慎みをもって、その対象を“大事”にしていくことです。
丁寧に関わり大切にしましょう。
こちらが大切にすれば、相手もこちらを大切にしてくれます。
物を大切に取り扱えば、長く働いて(役立って)くれることでこちらを大切にして
くれるわけですし、出来事に敬意をもつというのは、丁寧に向き合い、目をそら
さず、受容するということです。
すると多くの学びの機会を提供してくれて成長させてくれるという形で、自分を
大切にしてくれます。
縁を大切にすれば、人間関係がより良くなります。
時間を大切にすると、タイミングが良くなって、チャンス(好機)が増えてきます。
ツキを呼び込むために大切なことは、笑顔と朗らかさです。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年4月20日 00:09