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アダルトチルドレンからの回復
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子育てとインナーチャイルド
私が不登校やひきこもりの青年たちの支援活動をしているのには理由があります。
それは、学校に通えるようになってほしいとか、働けるようになってほしいということよりも、そ
の原因になったことを自分が家庭をもつまでに昇華しておいてほしいということです。
たとえ学校に戻る、働くということだけを実現できても、源泉にあるものを解決しないままだ
と、自分が家族をもった時、わが子を同じ状態にしてしまう可能性が高いのです。
次世代ACという概念がありますが、実は不登校、ひきこもりの青少年たちが次世代ACであ
ることが多いのです。つまり、その親たちがACであるということです。
夫婦は、互いが全く違う環境で生きてきて、縁があって夫婦になります。
価値観の違う男女が、それぞれの家庭で満たされなかったものを、無意識の内に互いに求
め合います。
ここから、歪みが生じ、そのシワ寄せが子どもに向かってしまうのです。
子育てが始まると、その発達過程で、その時々の自身のインナーチャイルドが、顔をのぞか
せます。
例えば、5才の時の自分が満たされなかった欲求を、5才のわが子に当時の自分を重ね、そ
の欲求を充足させようとします。しかし、あくまでも目の前にいるのは、わが子であって自分で
はないのです。それに気づけず、無意識の内にわが子の心に侵入してしまうのです。
ですから、わが子にとっては、あらかた過剰なものとなってしまいやすく、その結果子どもは
窒息してしまい、自己像に歪みが生じてしまいその後の人生に暗い影を落とします。
しかし、このインナーチャイルドをはっきり自覚できていれば、子育ては自身にとってもより有
意義な機会と成りえます。
わが子の成長を支えながら、自身のインナーチャイルドも成長させていくのです。
インナーチャイルドと必ずペアにあるのがインナーペアレントです。
自身の心に居座る両親の残像です。
インナーチャイルドとの対話を通して、インナーペアレントと正面から向き合い、親になった現
在の自分が、両親との関係を読み解いていく。
そのことで、自身がACである理由が分かり、子育てをわが子と自分の成長の機会として楽し
め、わが子に健全な自己愛、自尊感情を与えてあげることができ、わが子を次世代ACとし
てしまわなくてすむのです。
『ニート・ひきこもりエンパワー教室』
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AC(アダルトチルドレン)、次世代AC(ACに育てられた子どもたち)の回復援助活動の中
から開発された自己創造技法 『自心観』ゼミナール
https://www.interbrain.co.jp/adultc/
NPO法人地球家族エコロジー協会付設心理教育カウンセリング・オフィス
ふぉーらむ北辰
福岡県大野城市つつじヶ丘6-4-21
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2009年2月23日 19:18 | コメント(2)
同じカテゴリの記事
アダルトチルドレンからのQ&A~二つのゆるし ②
「子どもの自己」に許可をすることです。
「子どもの自己」は、幼いがゆえに、自分の親が弱さや限界を持っているのを
理解することができなかったのです。
親の未熟な人間性を許すのです。
親がなした行為をたしなめ、存在は許すのです。
親への赦しとは、彼らのしたことを無罪放免にすることではなく、その影響から
自分を自由にするためのものです。
相手のしたことは忘れないけれども手放すということです。
傷に対する執着から自由になることであり、犠牲者の自分でなくすることです。
恨みや憎しみ、自己憐憫から解放されることです。
過去の痛みに今を支配された状態を超え、過去のものにするという意味です。
過去は自分のすべてではなく、一部となるのです。
「ゆるす」とは、主体的に緩め、ほどき、放すこと。解き放ちです。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年6月25日 08:18
アダルトチルドレンからのQ&A~二つのゆるし ①
そのことに感謝し、自身が行った誤りは誤りとして詫び、その上で、自分を
赦します。
「赦し」は、責任回避のために自己正当化するのではなく、未熟だったことを
認め、情状酌量とすることです。
そして、自己と和解します。
自分を責め、敵にまわしていた自分と和解し、自己信頼を取り戻していきます。
自分を赦せれば、人を赦せます。(清濁併せ呑む)
前回述べた自己洗浄は、自己研磨です。磨かれ成長していきます。(事上磨錬)
感謝し、向上心をもって人に役立つ行為を積極的に行い、感謝されることで
「赦せない心」を減らすことができます。
感謝が少ない人ほど、不平・不満が多いものです。
「難有り、有り難し」で、難事を成長、進歩、発展、向上の好機にしましょう。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年6月25日 07:54
アダルトチルドレンからのQ&A~ブーメランの法則
してみましょう。
洗浄の後は、成長し、美しくなります。
美しくとは、ムダやムリが無く、道理にかなった行動ができているということです。
ですから、洗浄として起こるその事柄に先ず感謝です。
人からいやなことをされた場合も、自分がそれまでに、人に迷惑をかけた分の
見返りとして戻ってきていると捉えましょう。
「お互いさま」なのですから。
ここで相手に報復してしまうと、自己洗浄にはならず、さらにネガティヴな原因を
作ってしまいます。
問題への対処の仕方の誤りを、再び繰り返すことになるのです。(反復強迫)
「類は友を呼ぶ」で、心に描くものがその状態を引き寄せる「引き寄せの法則」
よりも厳格なものは、「ブーメランの法則」で因果応報。
感謝を忘れ、毒親に報復を繰り返してしまえば、必ず自分の人生を持ち崩す
という結果が返ってくるのです。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年6月 6日 05:09
アダルトチルドレンからのQ&A~身に起こる出来事に対して
あなたが今まさに誤って行為してしまおうとしているのと同じ過ちを、
一度目の人生において行ったかのように生きよ』(実存心理学)
これは、過去に行った行為(一度目の人生)の結果として現状が生じている
と自覚すること。
現状困難な状態があれば、それは過去の誤った判断、行為によってのもの
であり、それと同じことを繰り返してしまわないように自戒して行動していく
必要があります。
また、親と同じ過ちを繰り返していませんか?
世代間連鎖をくい止めることも、あなたの世代で行うべき課題です。
今の行動のありかたは、将来に何かを用意してしまいます。
現状の過ごし方が、将来の準備になっていることを自覚して過ごすことが
大切です。
今という時間、機会は、二度とこないのですから。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年5月13日 06:55
アダルトチルドレンからのQ&A~すべてに敬意をもつ
「敬意をもつ」とは、慎みをもって、その対象を“大事”にしていくことです。
丁寧に関わり大切にしましょう。
こちらが大切にすれば、相手もこちらを大切にしてくれます。
物を大切に取り扱えば、長く働いて(役立って)くれることでこちらを大切にして
くれるわけですし、出来事に敬意をもつというのは、丁寧に向き合い、目をそら
さず、受容するということです。
すると多くの学びの機会を提供してくれて成長させてくれるという形で、自分を
大切にしてくれます。
縁を大切にすれば、人間関係がより良くなります。
時間を大切にすると、タイミングが良くなって、チャンス(好機)が増えてきます。
ツキを呼び込むために大切なことは、笑顔と朗らかさです。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年4月20日 00:09
コメント(2)
いちゃもん (2009年3月 6日 10:23)
インナーペアレント・こんな表現があったのですね。毎回「はっ」とさせられ続けています。両親と同居して四年ですが両親は「子供に本当はやってあげたかったけれど出来なかったこと」を罪滅ぼしのつもりで孫にやってあげたい、と言いながらこの四人の私の息子達を愛してくれています。その姿を見て、また共に私自身も育て直されているような経験をしている毎日です。そして私も年老いた親の家事雑事を引き受けて喜んで暮らせるようになった自分になったこの変化に我ながら驚いて意います。
あゃや (2009年7月22日 21:33)
私自身 いま インナーチャイルド真っ最中です。また、同じACの彼と 結婚を考え 交際してます。 バツイチです。子どもと 自分を違う人格と認識し、彼と相談し合って 子育てをしながら 共に成長してゆきたいです。