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アダルトチルドレンからの回復
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失敗者?
何かを行えば、失敗はつきものです。
その失敗を過度に恐れていては、何も行動を起こすことができなくなります。
失敗を恐れているのは、そのことで傷つくことを恐れているからです。
失敗は、ある行為、行動が、自分の望まぬ結果を出したということです。
ですから、改めるべき点は、その行為、行動です。
ところが、その行為、行動を起こした本体である自分自身を否定してしまうことが多いようで
す。
存在そのものの否定です。
私たちは失敗をしたというだけであって、「失敗者」ではないのです。
行動をやり直せばいいだけのことです。
過去にいくつかの認めがたい失敗もあるでしょう。
しかし、そのことで、自分の存在が生きていく価値を損なわれることはないのです。
以前、高校受験を失敗した青年が、父親から「おまえは人生の敗北者だ!」と言われ、その
ショックから字が読めなくなってしまったという事例がありました。
この父親にとって、このトップ高校に合格することは、家族にとっての至上命題となっている東
大合格のためには絶対必要なことだったのです。
あるひとつの高校に通らなかっただけで、人生の敗北者というレッテルをわが子に与えてしま
ったわけです。
自分自身も子どものころ、親から不適切な表現で何かをたしなめられたことがないかを振り
返ってみてください。
「ダメなやつだなぁ」
「見てるとイライラする」
「目障りだ。どこかへ行ってしまえ!」
等など
行為の失敗を自己の否定と受け取ってしまえば、あらゆる失敗が傷つきとなってしまいます。
傷つくことを避ければ、留まることを選びます。
そうなれば、成長はなくなるでしょう。
私たちは、行動は誤ることがあります。しかし、存在を誤っている人間などいません。
存在は生命(いのち)です。
その生命をどう働かせていくか。そこに自己の個性が現れます。
働かせ方を工夫しながら、やり直していくことが成長するということです。
否定されていい生命(存在)などどこにもないのです。
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から開発された自己創造技法 『自心観』ゼミナール
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2009年7月28日 08:42 | コメント(2)
同じカテゴリの記事
アダルトチルドレンからのQ&A~二つのゆるし ②
「子どもの自己」に許可をすることです。
「子どもの自己」は、幼いがゆえに、自分の親が弱さや限界を持っているのを
理解することができなかったのです。
親の未熟な人間性を許すのです。
親がなした行為をたしなめ、存在は許すのです。
親への赦しとは、彼らのしたことを無罪放免にすることではなく、その影響から
自分を自由にするためのものです。
相手のしたことは忘れないけれども手放すということです。
傷に対する執着から自由になることであり、犠牲者の自分でなくすることです。
恨みや憎しみ、自己憐憫から解放されることです。
過去の痛みに今を支配された状態を超え、過去のものにするという意味です。
過去は自分のすべてではなく、一部となるのです。
「ゆるす」とは、主体的に緩め、ほどき、放すこと。解き放ちです。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年6月25日 08:18
アダルトチルドレンからのQ&A~二つのゆるし ①
そのことに感謝し、自身が行った誤りは誤りとして詫び、その上で、自分を
赦します。
「赦し」は、責任回避のために自己正当化するのではなく、未熟だったことを
認め、情状酌量とすることです。
そして、自己と和解します。
自分を責め、敵にまわしていた自分と和解し、自己信頼を取り戻していきます。
自分を赦せれば、人を赦せます。(清濁併せ呑む)
前回述べた自己洗浄は、自己研磨です。磨かれ成長していきます。(事上磨錬)
感謝し、向上心をもって人に役立つ行為を積極的に行い、感謝されることで
「赦せない心」を減らすことができます。
感謝が少ない人ほど、不平・不満が多いものです。
「難有り、有り難し」で、難事を成長、進歩、発展、向上の好機にしましょう。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年6月25日 07:54
アダルトチルドレンからのQ&A~ブーメランの法則
してみましょう。
洗浄の後は、成長し、美しくなります。
美しくとは、ムダやムリが無く、道理にかなった行動ができているということです。
ですから、洗浄として起こるその事柄に先ず感謝です。
人からいやなことをされた場合も、自分がそれまでに、人に迷惑をかけた分の
見返りとして戻ってきていると捉えましょう。
「お互いさま」なのですから。
ここで相手に報復してしまうと、自己洗浄にはならず、さらにネガティヴな原因を
作ってしまいます。
問題への対処の仕方の誤りを、再び繰り返すことになるのです。(反復強迫)
「類は友を呼ぶ」で、心に描くものがその状態を引き寄せる「引き寄せの法則」
よりも厳格なものは、「ブーメランの法則」で因果応報。
感謝を忘れ、毒親に報復を繰り返してしまえば、必ず自分の人生を持ち崩す
という結果が返ってくるのです。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年6月 6日 05:09
アダルトチルドレンからのQ&A~身に起こる出来事に対して
あなたが今まさに誤って行為してしまおうとしているのと同じ過ちを、
一度目の人生において行ったかのように生きよ』(実存心理学)
これは、過去に行った行為(一度目の人生)の結果として現状が生じている
と自覚すること。
現状困難な状態があれば、それは過去の誤った判断、行為によってのもの
であり、それと同じことを繰り返してしまわないように自戒して行動していく
必要があります。
また、親と同じ過ちを繰り返していませんか?
世代間連鎖をくい止めることも、あなたの世代で行うべき課題です。
今の行動のありかたは、将来に何かを用意してしまいます。
現状の過ごし方が、将来の準備になっていることを自覚して過ごすことが
大切です。
今という時間、機会は、二度とこないのですから。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年5月13日 06:55
アダルトチルドレンからのQ&A~すべてに敬意をもつ
「敬意をもつ」とは、慎みをもって、その対象を“大事”にしていくことです。
丁寧に関わり大切にしましょう。
こちらが大切にすれば、相手もこちらを大切にしてくれます。
物を大切に取り扱えば、長く働いて(役立って)くれることでこちらを大切にして
くれるわけですし、出来事に敬意をもつというのは、丁寧に向き合い、目をそら
さず、受容するということです。
すると多くの学びの機会を提供してくれて成長させてくれるという形で、自分を
大切にしてくれます。
縁を大切にすれば、人間関係がより良くなります。
時間を大切にすると、タイミングが良くなって、チャンス(好機)が増えてきます。
ツキを呼び込むために大切なことは、笑顔と朗らかさです。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年4月20日 00:09
コメント(2)
ケムリ (2009年8月 2日 16:44)
何か行動を起こそうとすると、ネガティブイメージばかりが思い浮かんでしまい、結局同じ場所に留まってしまいました。
その結果、何も成長することができませんでした。
むしろ後退してしまった感があります。
失敗の原因は行為、行動であるから、失敗してもやり直して、自分自身を成長させたいと思います。
MOSS (2009年8月 3日 22:15)
私自身、失敗を恐れて行動をなくした者ですが
会議や集会などで発言する際
その発言を否定されると、自分まで否定された気分になりがちで
マイナスのイメージを抱えていました。
また否定を恐れ、発言をやめると個性はなくなってしまいます。
発言の否定は、全くないとは思わないですが
多くの場合は「その意見に対して否定している」だけで
本人自身は、否定されていないようです。
失敗してしまったことを忘れようとしたり、否定すると返って意識してしまいます。
失敗は失敗と認め
・「なぜ失敗したか?」
・「どうしたかったのか?」
・「できるようになるにはどうすればよいのか?」
と、マイナスイメージを『プラスに変える』という意識をして
ポジティブになれるクセを植えつけています。
最後に、失敗はしていても、できている所もあるはずなので
「ココはできたぞ」と気持ちを高めるように意識しています。