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< 「運」とトラウマ 第四回 | 一覧へ戻る | 自分であるための自信 >
セルフイメージの初発
トラウマは解消したいが、そのための改善行動ができないということをよく聞きます。
また、不安がったり、怒りを何かに向けることには一所懸命なのですが、その不安や怒りを
取り除くことには、不熱心な人たちを多くみます。
こういった場合、何が障害要因となってしまっているかを考察することが大切です。
改善のための行動を妨げている要因です。
一般的なのが、うまくいかない、失敗することへの恐怖心です。
そもそも「きっと、失敗してしまうだろう」と思うネガティブな思考が大きな障害要因となってい
ます。
このネガティブな思考はどこからきているかというと、それがセルフイメージです。
自分が自分をどう想っているか。
このセルフイメージが非常にネガティブなものになっています。
否定的なセルフイメージがあるために、「自分はどうせ失敗する」という思いが、行動を起こす
前から出てくるのです。
このセルフイメージがどのように形成されるかというと、その始まりは、乳幼児期です。
自分の存在が周囲(親)から、好意的に受け入れられている、愛されているという実感、身近
な人間は安心して信頼できる、周囲は安全な環境であるといった実感を得られていれば、健
全なセルフイメージが構築されていますが、そうした実感が得られていなかった場合、セルフ
イメージは歪んでしまいます。
このことが、土台、基礎となり、その人の一生に影響を陰から与えます。
特に親から与えられる不適切なセルフイメージは、本人も気づけぬまま、人格形成に口をは
さみ続けます。
親がわが子をどうみるかは、親の資質、経験・体験からの価値観、つまり親自身の世界観
からでしかみることができません。それは親の器量でしかはかれないということです。
だからこそ、不適切、不適格なセルフイメージを与えられていることが少なくないのです。
しかし、そのことに気づけずに、また気づいても、そのセルフイメージを後生大事にしてしまっ
ています。
乳幼児期はまだ未成熟なために、親から与えられたセルフイメージに対して、無批判に無抵
抗に受け入れています。それは無理もないことです。
しかし、私たちはそれをどこかで見直すべきなのです。
成熟した今の自分であれば、それに抵抗することも否定することもできるはずです。
自分自身の器量を拡大することで、健全なポジティブなセルフイメージを構築することがで
きます。
不安や恐怖から脱するためには、そのための行動を取らなければなりません。
苦悩の中に留まっているのは、セルフイメージに原因があることをお話ししました。
そして、この不安、恐怖そのものがセルフイメージから発せられているものなのです。
『ニート・ひきこもりエンパワー教室』
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から開発された自己創造技法 『自心観』ゼミナール
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NPO法人地球家族エコロジー協会付設心理教育カウンセリング・オフィス
ふぉーらむ北辰
福岡県大野城市つつじヶ丘6-4-21
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2009年1月15日 09:13
< 「運」とトラウマ 第四回 | 一覧へ戻る | 自分であるための自信 >
同じカテゴリの記事
アダルトチルドレンからのQ&A~二つのゆるし ②
「子どもの自己」に許可をすることです。
「子どもの自己」は、幼いがゆえに、自分の親が弱さや限界を持っているのを
理解することができなかったのです。
親の未熟な人間性を許すのです。
親がなした行為をたしなめ、存在は許すのです。
親への赦しとは、彼らのしたことを無罪放免にすることではなく、その影響から
自分を自由にするためのものです。
相手のしたことは忘れないけれども手放すということです。
傷に対する執着から自由になることであり、犠牲者の自分でなくすることです。
恨みや憎しみ、自己憐憫から解放されることです。
過去の痛みに今を支配された状態を超え、過去のものにするという意味です。
過去は自分のすべてではなく、一部となるのです。
「ゆるす」とは、主体的に緩め、ほどき、放すこと。解き放ちです。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年6月25日 08:18
アダルトチルドレンからのQ&A~二つのゆるし ①
そのことに感謝し、自身が行った誤りは誤りとして詫び、その上で、自分を
赦します。
「赦し」は、責任回避のために自己正当化するのではなく、未熟だったことを
認め、情状酌量とすることです。
そして、自己と和解します。
自分を責め、敵にまわしていた自分と和解し、自己信頼を取り戻していきます。
自分を赦せれば、人を赦せます。(清濁併せ呑む)
前回述べた自己洗浄は、自己研磨です。磨かれ成長していきます。(事上磨錬)
感謝し、向上心をもって人に役立つ行為を積極的に行い、感謝されることで
「赦せない心」を減らすことができます。
感謝が少ない人ほど、不平・不満が多いものです。
「難有り、有り難し」で、難事を成長、進歩、発展、向上の好機にしましょう。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年6月25日 07:54
アダルトチルドレンからのQ&A~ブーメランの法則
してみましょう。
洗浄の後は、成長し、美しくなります。
美しくとは、ムダやムリが無く、道理にかなった行動ができているということです。
ですから、洗浄として起こるその事柄に先ず感謝です。
人からいやなことをされた場合も、自分がそれまでに、人に迷惑をかけた分の
見返りとして戻ってきていると捉えましょう。
「お互いさま」なのですから。
ここで相手に報復してしまうと、自己洗浄にはならず、さらにネガティヴな原因を
作ってしまいます。
問題への対処の仕方の誤りを、再び繰り返すことになるのです。(反復強迫)
「類は友を呼ぶ」で、心に描くものがその状態を引き寄せる「引き寄せの法則」
よりも厳格なものは、「ブーメランの法則」で因果応報。
感謝を忘れ、毒親に報復を繰り返してしまえば、必ず自分の人生を持ち崩す
という結果が返ってくるのです。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年6月 6日 05:09
アダルトチルドレンからのQ&A~身に起こる出来事に対して
あなたが今まさに誤って行為してしまおうとしているのと同じ過ちを、
一度目の人生において行ったかのように生きよ』(実存心理学)
これは、過去に行った行為(一度目の人生)の結果として現状が生じている
と自覚すること。
現状困難な状態があれば、それは過去の誤った判断、行為によってのもの
であり、それと同じことを繰り返してしまわないように自戒して行動していく
必要があります。
また、親と同じ過ちを繰り返していませんか?
世代間連鎖をくい止めることも、あなたの世代で行うべき課題です。
今の行動のありかたは、将来に何かを用意してしまいます。
現状の過ごし方が、将来の準備になっていることを自覚して過ごすことが
大切です。
今という時間、機会は、二度とこないのですから。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年5月13日 06:55
アダルトチルドレンからのQ&A~すべてに敬意をもつ
「敬意をもつ」とは、慎みをもって、その対象を“大事”にしていくことです。
丁寧に関わり大切にしましょう。
こちらが大切にすれば、相手もこちらを大切にしてくれます。
物を大切に取り扱えば、長く働いて(役立って)くれることでこちらを大切にして
くれるわけですし、出来事に敬意をもつというのは、丁寧に向き合い、目をそら
さず、受容するということです。
すると多くの学びの機会を提供してくれて成長させてくれるという形で、自分を
大切にしてくれます。
縁を大切にすれば、人間関係がより良くなります。
時間を大切にすると、タイミングが良くなって、チャンス(好機)が増えてきます。
ツキを呼び込むために大切なことは、笑顔と朗らかさです。
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