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希望がもてない
将来に対して希望がもてないということをよく聞きます。
あなたはどうでしょう。
希望をもてない理由は、過去の実績や現在もちあわせている能力や才能を希望の根拠に置
こうとするからです。
このやり方では、実績も能力もない者の場合は、希望なんか持てるはずがありません。
ないないづくしで、出来ないことばかりに意識が向いていれば、自分が無力で小さく感じられ、
とうてい明るい未来は、想像できません。
そもそも「希望」というものは、何の保証もない不安な未来だからこそ、せめて「きっとより良
くなるはずだ」と自分を奮い立たせるための、人間だけがもつ生きていく智恵なのです。
よく「どうなるか分からない将来なんて希望がもてません」と言う人がいますが、希望の意味、
使い方を間違えています。
どうなるか分からないから希望をもつんです。
そして、これまでの実績などを根拠にするのではなく、先ず今の自分でも出来ることを確認し
ます。
意外に出来ることといいうのは、けっこうあるものです。
出来ることが当たり前になっているので、逆に気づけないんです。
例えば、身体に何らかの障害をもっておられる方は、健常者ができないことが出来たりしま
す。
私も子どものころ、両腕が不自由な女性の方が、足で字を書いたり、物をつかんだりしている
のを映画で観たことがあり、びっくりしたことがありました。
これは、大きなハンディを抱えておられるからこそ、出来ることを明確に認識しておられ、それ
を最大限に活用する術を知っておられるのでしょう。
私たちが固定観念で、出来ないと思い込んでいる限界をも超えた能力を発揮しておられる
のだと思います。
手元に必要な道具がなければ、周囲に在るものを活用しようとしますよね。それと同じです。
何でもあたりまえになっていると、ありがたみが分からず、うまく活用できないものです。
希望をもつためには、将来のありたい姿を鮮明に描くことが大切です。
できるかどうかなど考えずに、純粋に自分が成りたい姿です。
「これが自分らしい」という納得できる姿、状態を描くのです。
そして、今出来ること、今ある条件を活用して、このありたい姿に近づけていくのです。
未来の設計図、脚本を書いて、それを完成させるために必要なことをひとつずつ実行してい
けば、その行動が希望を確信に変えていきます。
自分の将来を信じる根拠になるのです。
過去に出来なかったから、これからも出来ないという理屈は間違っています。
過去にうまくいっていたことが、これからもうまくいくという保証が無いことからも分かると思い
ます。
要は、過去の延長線上にものを考えるのではなく、「今、ここで、私が」何をしていくかです。
希望は私たちの行動の駆動力になります。
これまでにさしたる実績がなく、自信もなく行動力を失くしてしまっている人ほど、希望をもって
生きていくことが必要です。
所詮、何をするかは、頭と手足を動かすだけです。
頭で未来像を描き、足で駆け寄り、手でつかみ取ればいいんです。
『ニート・ひきこもりエンパワー教室』
https://www.interbrain.co.jp/course/empowerment/
AC(アダルトチルドレン)、次世代AC(ACに育てられた子どもたち)の回復援助活動の中
から開発された自己創造技法 『自心観』ゼミナール
https://www.interbrain.co.jp/adultc/
NPO法人地球家族エコロジー協会付設心理教育カウンセリング・オフィス
ふぉーらむ北辰
福岡県大野城市つつじヶ丘6-4-21
https://www.interbrain.co.jp/hokushin/
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2009年4月10日 09:13 | コメント(1)
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同じカテゴリの記事
アダルトチルドレンからのQ&A~二つのゆるし ②
「子どもの自己」に許可をすることです。
「子どもの自己」は、幼いがゆえに、自分の親が弱さや限界を持っているのを
理解することができなかったのです。
親の未熟な人間性を許すのです。
親がなした行為をたしなめ、存在は許すのです。
親への赦しとは、彼らのしたことを無罪放免にすることではなく、その影響から
自分を自由にするためのものです。
相手のしたことは忘れないけれども手放すということです。
傷に対する執着から自由になることであり、犠牲者の自分でなくすることです。
恨みや憎しみ、自己憐憫から解放されることです。
過去の痛みに今を支配された状態を超え、過去のものにするという意味です。
過去は自分のすべてではなく、一部となるのです。
「ゆるす」とは、主体的に緩め、ほどき、放すこと。解き放ちです。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年6月25日 08:18
アダルトチルドレンからのQ&A~二つのゆるし ①
そのことに感謝し、自身が行った誤りは誤りとして詫び、その上で、自分を
赦します。
「赦し」は、責任回避のために自己正当化するのではなく、未熟だったことを
認め、情状酌量とすることです。
そして、自己と和解します。
自分を責め、敵にまわしていた自分と和解し、自己信頼を取り戻していきます。
自分を赦せれば、人を赦せます。(清濁併せ呑む)
前回述べた自己洗浄は、自己研磨です。磨かれ成長していきます。(事上磨錬)
感謝し、向上心をもって人に役立つ行為を積極的に行い、感謝されることで
「赦せない心」を減らすことができます。
感謝が少ない人ほど、不平・不満が多いものです。
「難有り、有り難し」で、難事を成長、進歩、発展、向上の好機にしましょう。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年6月25日 07:54
アダルトチルドレンからのQ&A~ブーメランの法則
してみましょう。
洗浄の後は、成長し、美しくなります。
美しくとは、ムダやムリが無く、道理にかなった行動ができているということです。
ですから、洗浄として起こるその事柄に先ず感謝です。
人からいやなことをされた場合も、自分がそれまでに、人に迷惑をかけた分の
見返りとして戻ってきていると捉えましょう。
「お互いさま」なのですから。
ここで相手に報復してしまうと、自己洗浄にはならず、さらにネガティヴな原因を
作ってしまいます。
問題への対処の仕方の誤りを、再び繰り返すことになるのです。(反復強迫)
「類は友を呼ぶ」で、心に描くものがその状態を引き寄せる「引き寄せの法則」
よりも厳格なものは、「ブーメランの法則」で因果応報。
感謝を忘れ、毒親に報復を繰り返してしまえば、必ず自分の人生を持ち崩す
という結果が返ってくるのです。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年6月 6日 05:09
アダルトチルドレンからのQ&A~身に起こる出来事に対して
あなたが今まさに誤って行為してしまおうとしているのと同じ過ちを、
一度目の人生において行ったかのように生きよ』(実存心理学)
これは、過去に行った行為(一度目の人生)の結果として現状が生じている
と自覚すること。
現状困難な状態があれば、それは過去の誤った判断、行為によってのもの
であり、それと同じことを繰り返してしまわないように自戒して行動していく
必要があります。
また、親と同じ過ちを繰り返していませんか?
世代間連鎖をくい止めることも、あなたの世代で行うべき課題です。
今の行動のありかたは、将来に何かを用意してしまいます。
現状の過ごし方が、将来の準備になっていることを自覚して過ごすことが
大切です。
今という時間、機会は、二度とこないのですから。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年5月13日 06:55
アダルトチルドレンからのQ&A~すべてに敬意をもつ
「敬意をもつ」とは、慎みをもって、その対象を“大事”にしていくことです。
丁寧に関わり大切にしましょう。
こちらが大切にすれば、相手もこちらを大切にしてくれます。
物を大切に取り扱えば、長く働いて(役立って)くれることでこちらを大切にして
くれるわけですし、出来事に敬意をもつというのは、丁寧に向き合い、目をそら
さず、受容するということです。
すると多くの学びの機会を提供してくれて成長させてくれるという形で、自分を
大切にしてくれます。
縁を大切にすれば、人間関係がより良くなります。
時間を大切にすると、タイミングが良くなって、チャンス(好機)が増えてきます。
ツキを呼び込むために大切なことは、笑顔と朗らかさです。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年4月20日 00:09
コメント(1)
英二 (2009年8月14日 23:32)
僕には実績も経験もありません。
だけど、無いからこそ、「あんな事できたらいいなぁ」とか「あんな風になりたい」とか、人を羨むのではなく、自分の目標として努力していきたいと思います。
また、何も無いからこそ、まだ自分でも気付いていない出来る事がたくさん隠れているように思います。
そう信じて、これから色んな事に挑戦していきたいと思います。