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アダルトチルドレンからの回復
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< 不登校・ひきこもり・ニートにみるアダルトチルドレン | 一覧へ戻る | コントロールを失った選択 >
傷みへの執着
心の傷みは肉体の痛みよりも回復し難いものです。
その傷みには、それを自分に与えた相手への怒り、憎しみ、恨みといった情念が伴う
ため、執着し手放し難いのです。
執着は、思念を凝縮するのみならず、状況を追認することなので、繰り返し自己暗示
をかけるようなもので、トラウマ体験の再現を誘引してしまいます。
「これまでも失敗したから必ずまた失敗する」「人に裏切られたから、きっとまた裏切ら
れる」「不幸なことばかり続いたから、自分に幸福はありえない」等など。
この執着を解き放つ方法は何があるでしょう。
例えば、「傷つくことを許したのは自分」という考えをもってみてください。
傷つくことは「結果」ではなく、「影響」として捉え、「結果」としての傷つくような出来事
が降りかかっても、影響として傷つくことを受け入れたのは自分だということです。
「悪いのは自分なのか?」という反論がありそうですが、いいとか悪いの問題ではな
く、影響を受けたことにおいて責任を負うべきは自分だということです。責任を負う
ということは、そのことの問題解決、動向において、自分が主体者、主導者となり
得るということです。
他者に責任を求めているうちは、その相手がそのことにおいての主体者です。
「過去と他人は変えられない」と言われるように、相手が自分の望み通り変わって
くれる、動いてくれることは多くが期待はずれとなります。
過去と他人は変えられずとも、過去や他人からの影響は自分次第で変えられます。
傷みへの執着を招くのは、空虚さです。
他者の欲求を自分の欲求と勘違いしている場合にこの空虚さは生まれます。
私たちの生きる目的は、過去の清算ではありません。未来の創造です。
創造のためには、真の自己の欲求を知る必要があります。
真の自己の欲求を知ることで、自分の人生を生きることができます。
特定の誰かから承認されることへの執着は、他人の人生を生きることとなり、
人間関係への嗜癖(アディクション)となります。
自身の求めるものが、より多くの人たちの求めと重なった時、社会の中で自分
が活かされ、トラウマ体験を否認せず受容できる(許せる)余裕が生まれ、執着
から解き放たれるのです。
『ニート・ひきこもりエンパワー教室』
https://www.interbrain.co.jp/course/empowerment/
AC(アダルトチルドレン)、次世代AC(ACに育てられた子どもたち)の回復援助活動の中
から開発された自己創造技法 『自心観』ゼミナール
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NPO法人地球家族エコロジー協会付設心理教育カウンセリング・オフィス
ふぉーらむ北辰
福岡県大野城市つつじヶ丘6-4-21
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2008年7月21日 21:42
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同じカテゴリの記事
アダルトチルドレンからのQ&A~二つのゆるし ②
「子どもの自己」に許可をすることです。
「子どもの自己」は、幼いがゆえに、自分の親が弱さや限界を持っているのを
理解することができなかったのです。
親の未熟な人間性を許すのです。
親がなした行為をたしなめ、存在は許すのです。
親への赦しとは、彼らのしたことを無罪放免にすることではなく、その影響から
自分を自由にするためのものです。
相手のしたことは忘れないけれども手放すということです。
傷に対する執着から自由になることであり、犠牲者の自分でなくすることです。
恨みや憎しみ、自己憐憫から解放されることです。
過去の痛みに今を支配された状態を超え、過去のものにするという意味です。
過去は自分のすべてではなく、一部となるのです。
「ゆるす」とは、主体的に緩め、ほどき、放すこと。解き放ちです。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年6月25日 08:18
アダルトチルドレンからのQ&A~二つのゆるし ①
そのことに感謝し、自身が行った誤りは誤りとして詫び、その上で、自分を
赦します。
「赦し」は、責任回避のために自己正当化するのではなく、未熟だったことを
認め、情状酌量とすることです。
そして、自己と和解します。
自分を責め、敵にまわしていた自分と和解し、自己信頼を取り戻していきます。
自分を赦せれば、人を赦せます。(清濁併せ呑む)
前回述べた自己洗浄は、自己研磨です。磨かれ成長していきます。(事上磨錬)
感謝し、向上心をもって人に役立つ行為を積極的に行い、感謝されることで
「赦せない心」を減らすことができます。
感謝が少ない人ほど、不平・不満が多いものです。
「難有り、有り難し」で、難事を成長、進歩、発展、向上の好機にしましょう。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年6月25日 07:54
アダルトチルドレンからのQ&A~ブーメランの法則
してみましょう。
洗浄の後は、成長し、美しくなります。
美しくとは、ムダやムリが無く、道理にかなった行動ができているということです。
ですから、洗浄として起こるその事柄に先ず感謝です。
人からいやなことをされた場合も、自分がそれまでに、人に迷惑をかけた分の
見返りとして戻ってきていると捉えましょう。
「お互いさま」なのですから。
ここで相手に報復してしまうと、自己洗浄にはならず、さらにネガティヴな原因を
作ってしまいます。
問題への対処の仕方の誤りを、再び繰り返すことになるのです。(反復強迫)
「類は友を呼ぶ」で、心に描くものがその状態を引き寄せる「引き寄せの法則」
よりも厳格なものは、「ブーメランの法則」で因果応報。
感謝を忘れ、毒親に報復を繰り返してしまえば、必ず自分の人生を持ち崩す
という結果が返ってくるのです。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年6月 6日 05:09
アダルトチルドレンからのQ&A~身に起こる出来事に対して
あなたが今まさに誤って行為してしまおうとしているのと同じ過ちを、
一度目の人生において行ったかのように生きよ』(実存心理学)
これは、過去に行った行為(一度目の人生)の結果として現状が生じている
と自覚すること。
現状困難な状態があれば、それは過去の誤った判断、行為によってのもの
であり、それと同じことを繰り返してしまわないように自戒して行動していく
必要があります。
また、親と同じ過ちを繰り返していませんか?
世代間連鎖をくい止めることも、あなたの世代で行うべき課題です。
今の行動のありかたは、将来に何かを用意してしまいます。
現状の過ごし方が、将来の準備になっていることを自覚して過ごすことが
大切です。
今という時間、機会は、二度とこないのですから。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年5月13日 06:55
アダルトチルドレンからのQ&A~すべてに敬意をもつ
「敬意をもつ」とは、慎みをもって、その対象を“大事”にしていくことです。
丁寧に関わり大切にしましょう。
こちらが大切にすれば、相手もこちらを大切にしてくれます。
物を大切に取り扱えば、長く働いて(役立って)くれることでこちらを大切にして
くれるわけですし、出来事に敬意をもつというのは、丁寧に向き合い、目をそら
さず、受容するということです。
すると多くの学びの機会を提供してくれて成長させてくれるという形で、自分を
大切にしてくれます。
縁を大切にすれば、人間関係がより良くなります。
時間を大切にすると、タイミングが良くなって、チャンス(好機)が増えてきます。
ツキを呼び込むために大切なことは、笑顔と朗らかさです。
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