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アダルトチルドレンからの回復
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性格だから変われない
自己否定の材料には、容姿や能力の他に、性格が多くあげられます。
「もっと引っ込み思案でなければ・・・」
「人見知りしなければ・・・」
「物怖じしなければ・・・」
等など
しかし、これらの劣等感をもっている青年たちは、性格うんぬんではなく、実はこういった性格
によって創られた自分の人生に不満を抱えているのです。
ですから、本当に希望しているのは、満足できる人生の方です。
「性格が人生を創る」と言いますが、本当にそれだけでしょうか?
つまり、性格だけが人生を創造するのでしょうか?
多くの青年たちが、性格が人生を創り、その性格は変えられないから、結局人生はもう変え
られないと思い込んでいることが少なくありません。
結論から申しますと、たとえ性格が大きく変わらないとしても、人生、生き方を変えることは、
可能なのです。
例えば、性格をパターン化して分別する血液型や星座占い、はたまた県民気質などで、「そう
そう、当たってるー」と騒いだりしていますが(笑)、似た性格パターンの人が皆、同じような人
生を歩んでいるでしょうか?
もちろん違います。
それぞれが固有の生き方をしています。
では、性格を変えられなくてもどうやって人生を変えていけはいいのでしょうか。
それは、道具と技術、システムを活用すればいいのです。
「仕事術」「整理術」といった「〇〇術」というものがありますが、これらはより効率的に物事を
進めていくための技術です。思考法などもそれに入ります。
思い悩んでいる時に、確認しておきたいことは、事実に基づいていることか、非合理的、非
論理的ではないかということです。
「周囲から変に思われている気がする」これは、事実ではなく、単なる憶測、思い込みで
す。
「高校を中退した自分は人生の敗北者だ」これは、あきれるほど、非合理的であり、非論
理的です。
道具というのは、例えば思考法の道具にあるのは、言葉です。
私たちは何事かを考える時に必ず使用するものが、言葉、概念です。
言葉による定義づけにより、思考を整理、統合し、新たなアイデアを抽出することができま
す。
システムというのは、仕組みです。
新たな習慣を身につけ、人生を創造するためには、意志力だけでは心もとないところがあり
ます。そこで必要になるのが仕組みです。
仕組みは、想定した結果を導くための流れです。
右へ左へ流れの方向を変えながらも、川下へ流れていく川のように、一旦システムに乗せれ
ば、必ず望む人生を創り出せるのです。
同じ思考法(術)、道具、システムを使えば、性格の違う別々の人間が、共通の所定の結果を
出せるのです。
このことが、性格が変わらなくても、人生を変える事が可能であることをありありと示してい
ます。
『ニート・ひきこもりエンパワー教室』
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AC(アダルトチルドレン)、次世代AC(ACに育てられた子どもたち)の回復援助活動の中
から開発された自己創造技法 『自心観』ゼミナール
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NPO法人地球家族エコロジー協会付設心理教育カウンセリング・オフィス
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福岡県大野城市つつじヶ丘6-4-21
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2009年7月15日 20:54 | コメント(3)
同じカテゴリの記事
アダルトチルドレンからのQ&A~二つのゆるし ②
「子どもの自己」に許可をすることです。
「子どもの自己」は、幼いがゆえに、自分の親が弱さや限界を持っているのを
理解することができなかったのです。
親の未熟な人間性を許すのです。
親がなした行為をたしなめ、存在は許すのです。
親への赦しとは、彼らのしたことを無罪放免にすることではなく、その影響から
自分を自由にするためのものです。
相手のしたことは忘れないけれども手放すということです。
傷に対する執着から自由になることであり、犠牲者の自分でなくすることです。
恨みや憎しみ、自己憐憫から解放されることです。
過去の痛みに今を支配された状態を超え、過去のものにするという意味です。
過去は自分のすべてではなく、一部となるのです。
「ゆるす」とは、主体的に緩め、ほどき、放すこと。解き放ちです。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年6月25日 08:18
アダルトチルドレンからのQ&A~二つのゆるし ①
そのことに感謝し、自身が行った誤りは誤りとして詫び、その上で、自分を
赦します。
「赦し」は、責任回避のために自己正当化するのではなく、未熟だったことを
認め、情状酌量とすることです。
そして、自己と和解します。
自分を責め、敵にまわしていた自分と和解し、自己信頼を取り戻していきます。
自分を赦せれば、人を赦せます。(清濁併せ呑む)
前回述べた自己洗浄は、自己研磨です。磨かれ成長していきます。(事上磨錬)
感謝し、向上心をもって人に役立つ行為を積極的に行い、感謝されることで
「赦せない心」を減らすことができます。
感謝が少ない人ほど、不平・不満が多いものです。
「難有り、有り難し」で、難事を成長、進歩、発展、向上の好機にしましょう。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年6月25日 07:54
アダルトチルドレンからのQ&A~ブーメランの法則
してみましょう。
洗浄の後は、成長し、美しくなります。
美しくとは、ムダやムリが無く、道理にかなった行動ができているということです。
ですから、洗浄として起こるその事柄に先ず感謝です。
人からいやなことをされた場合も、自分がそれまでに、人に迷惑をかけた分の
見返りとして戻ってきていると捉えましょう。
「お互いさま」なのですから。
ここで相手に報復してしまうと、自己洗浄にはならず、さらにネガティヴな原因を
作ってしまいます。
問題への対処の仕方の誤りを、再び繰り返すことになるのです。(反復強迫)
「類は友を呼ぶ」で、心に描くものがその状態を引き寄せる「引き寄せの法則」
よりも厳格なものは、「ブーメランの法則」で因果応報。
感謝を忘れ、毒親に報復を繰り返してしまえば、必ず自分の人生を持ち崩す
という結果が返ってくるのです。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年6月 6日 05:09
アダルトチルドレンからのQ&A~身に起こる出来事に対して
あなたが今まさに誤って行為してしまおうとしているのと同じ過ちを、
一度目の人生において行ったかのように生きよ』(実存心理学)
これは、過去に行った行為(一度目の人生)の結果として現状が生じている
と自覚すること。
現状困難な状態があれば、それは過去の誤った判断、行為によってのもの
であり、それと同じことを繰り返してしまわないように自戒して行動していく
必要があります。
また、親と同じ過ちを繰り返していませんか?
世代間連鎖をくい止めることも、あなたの世代で行うべき課題です。
今の行動のありかたは、将来に何かを用意してしまいます。
現状の過ごし方が、将来の準備になっていることを自覚して過ごすことが
大切です。
今という時間、機会は、二度とこないのですから。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年5月13日 06:55
アダルトチルドレンからのQ&A~すべてに敬意をもつ
「敬意をもつ」とは、慎みをもって、その対象を“大事”にしていくことです。
丁寧に関わり大切にしましょう。
こちらが大切にすれば、相手もこちらを大切にしてくれます。
物を大切に取り扱えば、長く働いて(役立って)くれることでこちらを大切にして
くれるわけですし、出来事に敬意をもつというのは、丁寧に向き合い、目をそら
さず、受容するということです。
すると多くの学びの機会を提供してくれて成長させてくれるという形で、自分を
大切にしてくれます。
縁を大切にすれば、人間関係がより良くなります。
時間を大切にすると、タイミングが良くなって、チャンス(好機)が増えてきます。
ツキを呼び込むために大切なことは、笑顔と朗らかさです。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年4月20日 00:09
コメント(3)
ケムリ (2009年7月18日 19:11)
自分の人生は他者評価に支配されすぎだと感じています。
自分がどう思うかよりも、他人がどう思うのかが大きなウエイトを占めています。
これにより、対人する場面において過度の緊張感に襲われてしまいます。
これは、人生におけるおおいなる無駄です。
事実を事実として認識し、そこから他者評価という憶測を切り離すことができたら、新しい人生がスタートできる気がします。
かなぎ (2009年7月20日 21:32)
性格に大きな自己否定の要因があると、いくら道具と技術、システムといっても、根本で引きずられ気がします。
ただ、それらが無ければ、深みにはまるのは理解できます。
最初はストレスを低減させる術として、時間とともに自己の価値観の一つとして昇華していければ理想なのでしょうが…
英二 (2009年7月21日 00:51)
人は生まれた時は皆同じです。
そこから育てられた環境や接してきた友達、そして影響された音楽などによって作られていくものだと思います。
だから、環境を変える事が出来れば性格は変わると思います。
僕は明るく居たい時は明るい音楽を、辛い時は元気づけてくれる音楽を、とことん泣きたい時はとことん泣ける音楽を聴いています。
要は気持ち次第で、性格は明るくも楽しくもなります。
あくまで、これは僕がやってきた事ですが、音楽じゃなくても、読む本の内容だったり、見るテレビの内容だったりでもいいのかな?