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< アダルトチルドレンへの処方箋~尊厳性の放棄 | 一覧へ戻る | アダルトチルドレンへの処方箋~人生の自覚 >
アダルトチルドレンへの処方箋~主体性の欠如
受けたダメージが大きければ大きいほど、恨めしいものです(笑)。
そのためか、加害者である親に対して、何らかの報復をしたいと思ってしまいやすいようです。
気持ちは分からなくもないのですが、ただそのやり方が少々問題があるようです。
どういうやり方かといいますと、「目には目を!」です。
このやり方ですと、結局は非難、批判している親と同じことをやっているようなもので、
「親がどうだこうだ」と言える立場ではなくなります。
このことは意外と気づいておられないようです。
また、非難しながら、その親に相応しい子ども(自分)に自らなろうと努力(笑)しています。
これでは、親を手本としているのと同じです。
批判しているつもりが、見習っているわけです。
「愚かな親だから、その子である自分が自堕落な生き方をしていた方が相応しいんだ。
わが子がだらしない方が親が恥をかくし、嘆くはず」
と、してやったりといった表情で話してくれた青年がいましたが、どこへ向かっていき
たいのでしょうか。
「親が喜ぶことはしたくない」と言うのです。
自分が幸せになれば、親が喜び、親の思うつぼだから悔しいらしいのです。
わが子の幸福を喜ぶ親に何か問題があるのでしょうか?
自分が立派になれば、親の手柄にされてしまうとでも思っているのでしょう。
ここには主体性といったものが見えません。
自身の行動、生き方の基準が、常に親の感情、顔色です。
どこに主体としての自分があるのでしょうか。
親の操り人形のまま一生を過ごしたいですか?
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2014年7月20日 23:18
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アダルトチルドレンからのQ&A~二つのゆるし ②
「子どもの自己」に許可をすることです。
「子どもの自己」は、幼いがゆえに、自分の親が弱さや限界を持っているのを
理解することができなかったのです。
親の未熟な人間性を許すのです。
親がなした行為をたしなめ、存在は許すのです。
親への赦しとは、彼らのしたことを無罪放免にすることではなく、その影響から
自分を自由にするためのものです。
相手のしたことは忘れないけれども手放すということです。
傷に対する執着から自由になることであり、犠牲者の自分でなくすることです。
恨みや憎しみ、自己憐憫から解放されることです。
過去の痛みに今を支配された状態を超え、過去のものにするという意味です。
過去は自分のすべてではなく、一部となるのです。
「ゆるす」とは、主体的に緩め、ほどき、放すこと。解き放ちです。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年6月25日 08:18
アダルトチルドレンからのQ&A~ブーメランの法則
してみましょう。
洗浄の後は、成長し、美しくなります。
美しくとは、ムダやムリが無く、道理にかなった行動ができているということです。
ですから、洗浄として起こるその事柄に先ず感謝です。
人からいやなことをされた場合も、自分がそれまでに、人に迷惑をかけた分の
見返りとして戻ってきていると捉えましょう。
「お互いさま」なのですから。
ここで相手に報復してしまうと、自己洗浄にはならず、さらにネガティヴな原因を
作ってしまいます。
問題への対処の仕方の誤りを、再び繰り返すことになるのです。(反復強迫)
「類は友を呼ぶ」で、心に描くものがその状態を引き寄せる「引き寄せの法則」
よりも厳格なものは、「ブーメランの法則」で因果応報。
感謝を忘れ、毒親に報復を繰り返してしまえば、必ず自分の人生を持ち崩す
という結果が返ってくるのです。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年6月 6日 05:09
アダルトチルドレンからのQ&A~身に起こる出来事に対して
あなたが今まさに誤って行為してしまおうとしているのと同じ過ちを、
一度目の人生において行ったかのように生きよ』(実存心理学)
これは、過去に行った行為(一度目の人生)の結果として現状が生じている
と自覚すること。
現状困難な状態があれば、それは過去の誤った判断、行為によってのもの
であり、それと同じことを繰り返してしまわないように自戒して行動していく
必要があります。
また、親と同じ過ちを繰り返していませんか?
世代間連鎖をくい止めることも、あなたの世代で行うべき課題です。
今の行動のありかたは、将来に何かを用意してしまいます。
現状の過ごし方が、将来の準備になっていることを自覚して過ごすことが
大切です。
今という時間、機会は、二度とこないのですから。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年5月13日 06:55
アダルトチルドレンからのQ&A~すべてに敬意をもつ
「敬意をもつ」とは、慎みをもって、その対象を“大事”にしていくことです。
丁寧に関わり大切にしましょう。
こちらが大切にすれば、相手もこちらを大切にしてくれます。
物を大切に取り扱えば、長く働いて(役立って)くれることでこちらを大切にして
くれるわけですし、出来事に敬意をもつというのは、丁寧に向き合い、目をそら
さず、受容するということです。
すると多くの学びの機会を提供してくれて成長させてくれるという形で、自分を
大切にしてくれます。
縁を大切にすれば、人間関係がより良くなります。
時間を大切にすると、タイミングが良くなって、チャンス(好機)が増えてきます。
ツキを呼び込むために大切なことは、笑顔と朗らかさです。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年4月20日 00:09
アダルトチルドレンからのQ&A~心の脱皮
慢心は、油断を生み、過ちを繰り返します。
怠惰は、依存心や責任感の欠如から生まれます。
「誰かがやってくれる」ではなく、自分を成長させることに責任をもって、環境
や条件のせいにせず、主体的に自ら動くことで、自分を変えていきます。
慢心と怠惰は、抵抗(反抗)を生み、自罰的、自滅的、自己破壊的な傾向を
強めます。
自身の過ちを認め、その上で、自分の過ちも他者の過ちも赦しましょう。
赦しと和解で、現状を受容することができます。
現状や経験を受け入れるということは、それに納得することではなく、その
経験を通して自分にとって必要なことを学ぶということです。
責めることなく、やり直すことを許し、挑戦を続けていきましょう。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年4月 4日 23:29