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アダルトチルドレンからの回復
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働くことのひとつの意味は
このブログを読んでおられる方の中には、既になんらかの仕事に就いている方、
まだ就労できるまでの状態にない方もおられるかと思います。
経済的自立を果たし、自分の人生を構築していくためには、仕事をもつ。働くという
ことが必要になってきますが、そもそも働くということの意義を考えてみたいと思い
ます。
人が生きにくさ、生き辛さを感じるのは、「自分がここにいていい、存在していいん
だ」という確信が得られていないときではないでしょうか。
存在への確信が得られる時というのは、周囲から求められ、必要とされているとき
です。
存在価値を周囲から見い出されたときに、安心感を得られます。
では、周囲から求められるためには何が必要でしょうか。
人に役立つことです。
役に立つ質が高く、量が多ければ、必ず人は必要としくれます。
「はたらく」という言葉は、「傍(周囲)を楽にする」ことと言われます。
まさに、役に立つ、手助けすることですね。
仕事というものは、すでに役に立つ内容で構成されています。
ですから、いかなる職業でも、その職務を遂行することで、必ず誰かの役に立てます。
その職種が顧客とするところの相手の役に立てるのです。
また、仕事は同時に役割を自分に与えてくれます。
顧客、利用者にとっては、その職種に従事している人間は、自分よりそのことに
おいて、専門、プロの人間として見ます。
例えば、会社の制服を着て立っていれば、お客は尋ねたいことがあれば、聞いて
きます。
今日入社したばかりの社員であってもです。
つまり、その会社の社員になった瞬間から、ひとつの立場、役割、権限を与えられる
のです。
このことは、アイデンティティの構築ということに関連してきます。
私たちは、健全な自己のアイデンティティ(存在意義)を構築できているか否かが、
生きやすさに関係します。
ですから、「自分とは何か?」「自分らしさとは何か?」を問い続けることが求められ
ます。
そこで、この仕事に就く(働く)ことが、まさに役に立つのです。
仕事上の役割こそ、存在意義、アイデンティティであり、立場は「らしさ」です。
権限は、可能性を広げてくれます。
自分の真のアイデンティティが分からない間でも、働くことで、すぐにひとつのアイデン
ティティを得られます。
先ほど述べたように、制服を着てお客の前に立った瞬間から、お客から求められる
立場を与えられます。
これは考えてみると、ありがたいことです。
また、どんな仕事、職種でも、様ざまな作業や機会を与えられます。
作業や機会を経験することで、自分の適性が見えてきます。
得意、不得意。好き嫌い。
自分がそれまで気づかなかったことまで、発見することだってあります。
むしろその方が多いでしょう。
これが、真のアイデンティティ(存在価値)の構築につながるのです。
よく、「自分の適性にあった、本当にやりたい仕事をしたい」という青年たちの声を
聞きますが、こういう青年ほどいつまでも仕事に就けません(就かない?)。
適性や本当にやりたいことは、様ざまな体験、経験の中から発見できるものなの
です。
ですから、若い内の職業選択は、アイデンティティの構築のためのフィールド・ワーク
として、何でもいいから取り組めばいいんです。
どんな職種でも、その現場で、経営者サイドの視点から、経営ノウハウを盗むつもり
で働けば、働くことが面白くなってきます。
働くことを通して、周囲から求められる人材(財)になれば、自分の存在価値に確信を
もて、生きがいのある生き方ができるようになっていくのです。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2011年1月 7日 12:51
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同じカテゴリの記事
アダルトチルドレンからのQ&A~二つのゆるし ②
「子どもの自己」に許可をすることです。
「子どもの自己」は、幼いがゆえに、自分の親が弱さや限界を持っているのを
理解することができなかったのです。
親の未熟な人間性を許すのです。
親がなした行為をたしなめ、存在は許すのです。
親への赦しとは、彼らのしたことを無罪放免にすることではなく、その影響から
自分を自由にするためのものです。
相手のしたことは忘れないけれども手放すということです。
傷に対する執着から自由になることであり、犠牲者の自分でなくすることです。
恨みや憎しみ、自己憐憫から解放されることです。
過去の痛みに今を支配された状態を超え、過去のものにするという意味です。
過去は自分のすべてではなく、一部となるのです。
「ゆるす」とは、主体的に緩め、ほどき、放すこと。解き放ちです。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年6月25日 08:18
アダルトチルドレンからのQ&A~二つのゆるし ①
そのことに感謝し、自身が行った誤りは誤りとして詫び、その上で、自分を
赦します。
「赦し」は、責任回避のために自己正当化するのではなく、未熟だったことを
認め、情状酌量とすることです。
そして、自己と和解します。
自分を責め、敵にまわしていた自分と和解し、自己信頼を取り戻していきます。
自分を赦せれば、人を赦せます。(清濁併せ呑む)
前回述べた自己洗浄は、自己研磨です。磨かれ成長していきます。(事上磨錬)
感謝し、向上心をもって人に役立つ行為を積極的に行い、感謝されることで
「赦せない心」を減らすことができます。
感謝が少ない人ほど、不平・不満が多いものです。
「難有り、有り難し」で、難事を成長、進歩、発展、向上の好機にしましょう。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年6月25日 07:54
アダルトチルドレンからのQ&A~ブーメランの法則
してみましょう。
洗浄の後は、成長し、美しくなります。
美しくとは、ムダやムリが無く、道理にかなった行動ができているということです。
ですから、洗浄として起こるその事柄に先ず感謝です。
人からいやなことをされた場合も、自分がそれまでに、人に迷惑をかけた分の
見返りとして戻ってきていると捉えましょう。
「お互いさま」なのですから。
ここで相手に報復してしまうと、自己洗浄にはならず、さらにネガティヴな原因を
作ってしまいます。
問題への対処の仕方の誤りを、再び繰り返すことになるのです。(反復強迫)
「類は友を呼ぶ」で、心に描くものがその状態を引き寄せる「引き寄せの法則」
よりも厳格なものは、「ブーメランの法則」で因果応報。
感謝を忘れ、毒親に報復を繰り返してしまえば、必ず自分の人生を持ち崩す
という結果が返ってくるのです。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年6月 6日 05:09
アダルトチルドレンからのQ&A~身に起こる出来事に対して
あなたが今まさに誤って行為してしまおうとしているのと同じ過ちを、
一度目の人生において行ったかのように生きよ』(実存心理学)
これは、過去に行った行為(一度目の人生)の結果として現状が生じている
と自覚すること。
現状困難な状態があれば、それは過去の誤った判断、行為によってのもの
であり、それと同じことを繰り返してしまわないように自戒して行動していく
必要があります。
また、親と同じ過ちを繰り返していませんか?
世代間連鎖をくい止めることも、あなたの世代で行うべき課題です。
今の行動のありかたは、将来に何かを用意してしまいます。
現状の過ごし方が、将来の準備になっていることを自覚して過ごすことが
大切です。
今という時間、機会は、二度とこないのですから。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年5月13日 06:55
アダルトチルドレンからのQ&A~すべてに敬意をもつ
「敬意をもつ」とは、慎みをもって、その対象を“大事”にしていくことです。
丁寧に関わり大切にしましょう。
こちらが大切にすれば、相手もこちらを大切にしてくれます。
物を大切に取り扱えば、長く働いて(役立って)くれることでこちらを大切にして
くれるわけですし、出来事に敬意をもつというのは、丁寧に向き合い、目をそら
さず、受容するということです。
すると多くの学びの機会を提供してくれて成長させてくれるという形で、自分を
大切にしてくれます。
縁を大切にすれば、人間関係がより良くなります。
時間を大切にすると、タイミングが良くなって、チャンス(好機)が増えてきます。
ツキを呼び込むために大切なことは、笑顔と朗らかさです。
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