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< アダルトチルドレンへの処方箋~恐怖に克つ「意志」 | 一覧へ戻る | アダルトチルドレンへの処方箋~人格転換(心の脱皮)① >
アダルトチルドレンへの処方箋~成長と幸福感
トラウマに喘ぐタイプの特徴というか、トラウマを受けるとそういう傾向が身に付く
のか、自分を成長させていくといった意識が薄いように感じられます。
そもそも幸福感といったものは、どういう状況で感じられるものでしょうか。
それは、状態が上向きの時ですね。
自身のこれからが、さらに悪くなるといった状況では、幸福感を望むべくもありま
せん。
そういうことからも、成長している実感があれば、幸福感を味わえているはずで
す。
成長していくためには、向上心が必要です。
何らかのコンプレックスを抱えていますと、それを隠し、そのことで、自信がもて
ず、他のことまでもが手につかないといったことを聞くことがありますが、できな
いことは、出来るようにして(成長)いけばいいだけであり、どうしてもできない
ことであれば、他の出来ることを伸ばす(成長)ことで、カバーしていけばいいの
です。
いずれも、成長していこうという意志さえあれば、やるべきことをやっていけます。
成長するために必要な向上心は、慢心があればもてません。
慢心とは、無力の無自覚です。
自力ではできないということを受け入れられず、できるはずだと過信してしまう
ことです。
無力の無自覚は、謙虚さ、素直さを失い、真摯に何かを学ぶことをしません。
これが、自己を成長させていくことをしない根本的原因であり、幸福感を感じ
られない理由でもあります。
「過去のトラウマが成長を阻んでいる」と思っていませんか?
そうではなく、成長(自己の可能性)を信じようとしない自分の態度に問題がある
のです。
成長は、確実に自己認識を肯定的に高めます。
現状を基準にしてしか未来を想定できなければ、明るい希望は望めません。
「今より確実に成長して、望む未来を実現する」といった意志によってこそ、
幸福感が感じられる、より生きがいのある毎日を過ごせていけるのです。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2012年12月12日 07:40
< アダルトチルドレンへの処方箋~恐怖に克つ「意志」 | 一覧へ戻る | アダルトチルドレンへの処方箋~人格転換(心の脱皮)① >
同じカテゴリの記事
アダルトチルドレンからのQ&A~二つのゆるし ②
「子どもの自己」に許可をすることです。
「子どもの自己」は、幼いがゆえに、自分の親が弱さや限界を持っているのを
理解することができなかったのです。
親の未熟な人間性を許すのです。
親がなした行為をたしなめ、存在は許すのです。
親への赦しとは、彼らのしたことを無罪放免にすることではなく、その影響から
自分を自由にするためのものです。
相手のしたことは忘れないけれども手放すということです。
傷に対する執着から自由になることであり、犠牲者の自分でなくすることです。
恨みや憎しみ、自己憐憫から解放されることです。
過去の痛みに今を支配された状態を超え、過去のものにするという意味です。
過去は自分のすべてではなく、一部となるのです。
「ゆるす」とは、主体的に緩め、ほどき、放すこと。解き放ちです。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年6月25日 08:18
アダルトチルドレンからのQ&A~二つのゆるし ①
そのことに感謝し、自身が行った誤りは誤りとして詫び、その上で、自分を
赦します。
「赦し」は、責任回避のために自己正当化するのではなく、未熟だったことを
認め、情状酌量とすることです。
そして、自己と和解します。
自分を責め、敵にまわしていた自分と和解し、自己信頼を取り戻していきます。
自分を赦せれば、人を赦せます。(清濁併せ呑む)
前回述べた自己洗浄は、自己研磨です。磨かれ成長していきます。(事上磨錬)
感謝し、向上心をもって人に役立つ行為を積極的に行い、感謝されることで
「赦せない心」を減らすことができます。
感謝が少ない人ほど、不平・不満が多いものです。
「難有り、有り難し」で、難事を成長、進歩、発展、向上の好機にしましょう。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年6月25日 07:54
アダルトチルドレンからのQ&A~ブーメランの法則
してみましょう。
洗浄の後は、成長し、美しくなります。
美しくとは、ムダやムリが無く、道理にかなった行動ができているということです。
ですから、洗浄として起こるその事柄に先ず感謝です。
人からいやなことをされた場合も、自分がそれまでに、人に迷惑をかけた分の
見返りとして戻ってきていると捉えましょう。
「お互いさま」なのですから。
ここで相手に報復してしまうと、自己洗浄にはならず、さらにネガティヴな原因を
作ってしまいます。
問題への対処の仕方の誤りを、再び繰り返すことになるのです。(反復強迫)
「類は友を呼ぶ」で、心に描くものがその状態を引き寄せる「引き寄せの法則」
よりも厳格なものは、「ブーメランの法則」で因果応報。
感謝を忘れ、毒親に報復を繰り返してしまえば、必ず自分の人生を持ち崩す
という結果が返ってくるのです。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年6月 6日 05:09
アダルトチルドレンからのQ&A~身に起こる出来事に対して
あなたが今まさに誤って行為してしまおうとしているのと同じ過ちを、
一度目の人生において行ったかのように生きよ』(実存心理学)
これは、過去に行った行為(一度目の人生)の結果として現状が生じている
と自覚すること。
現状困難な状態があれば、それは過去の誤った判断、行為によってのもの
であり、それと同じことを繰り返してしまわないように自戒して行動していく
必要があります。
また、親と同じ過ちを繰り返していませんか?
世代間連鎖をくい止めることも、あなたの世代で行うべき課題です。
今の行動のありかたは、将来に何かを用意してしまいます。
現状の過ごし方が、将来の準備になっていることを自覚して過ごすことが
大切です。
今という時間、機会は、二度とこないのですから。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2017年5月13日 06:55
アダルトチルドレンからのQ&A~すべてに敬意をもつ
「敬意をもつ」とは、慎みをもって、その対象を“大事”にしていくことです。
丁寧に関わり大切にしましょう。
こちらが大切にすれば、相手もこちらを大切にしてくれます。
物を大切に取り扱えば、長く働いて(役立って)くれることでこちらを大切にして
くれるわけですし、出来事に敬意をもつというのは、丁寧に向き合い、目をそら
さず、受容するということです。
すると多くの学びの機会を提供してくれて成長させてくれるという形で、自分を
大切にしてくれます。
縁を大切にすれば、人間関係がより良くなります。
時間を大切にすると、タイミングが良くなって、チャンス(好機)が増えてきます。
ツキを呼び込むために大切なことは、笑顔と朗らかさです。
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