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アダルトチルドレンからの回復
~私は私でありたい : 旧ブログ
カウンセリング: 2012年1月

アダルトチルドレンへの処方箋~原因と結果の法則

自分の人生に責任をもった者のみが、人生を創造することができます

アダルトチルドレンが出来にくくなっているひとつが、自己責任です。

もっと正確に言うと、責任の所在の見極めが、分からなくなっていることが多いの

です。

 

 

親から、負わなくていい責任を負わされ、取らなくていい責任を取らされてきた

ためです。

親の期待にそうことを強要され、親の都合があたかも「自分のため」と信じ込まさ

れてきたからです。

 

 

自分の人生に責任をもつことは、自分が人生の主(あるじ)になることです。

自分の身にふりかかったことは、いかなることも自分の人生に起こったことです

から、目をそらさず、自分が片をつけることです。

 

 

すべてに原因があり、そこから結果が現れます

自分の身に起こったことは、必ず自分で原因を作っています。

その結果が出るような種を自らが蒔いているということです。

 

 

そのことに気づきにくいのは、原因を作った時期が、かなり前であることがある

からです。

また、このこと(原因)と、そのこと(結果)の関連性が分からないからです。

つまり、因果関係が理解できないからです。

 

 

インナーチャイルド(子ども時代の自分)と現在の大人の自分の葛藤が、ACの苦悩

です。

原因と結果の隔たりは、年令が高ければ高いほど大きいものです。

その分、苦悩の原因を見えにくくしてしまっています。

また、過去に親からされたことで、どのような影響を受けたを分析してみなければ、

因果関係が分かりません。

 

 

自身の生き方の傾向(偏向)を客観的に認識してみてください。

グチが多いとか、責任転嫁が多いとか、周囲の評価に過敏だとか、他者の欲求

を優先させがちだとか、自滅的な生き方を選択するとか。

 

 

幸福や豊かさを築くには、「現在の結果」をもたらしている原因を探り、その「原因

(種、根っこ、出どころ)の改善」を行うことです

 

 

インナーチャイルドに向き合う時には、同時に内在化された親、インナーペアレント

と同時に対峙しなければなりません。

インナーペアレントは、温もりや安心を与える存在ではなく、自己を審判し、規制

を与える存在なだけに、現在の大人の自分が随伴してあげなければ、太刀打ち

できません。

大人の自分が、自分の生き方を客観視できる観察する自己(セルフ)です。

 

 

自尊心、自己信頼感、自分自身の人生の取り戻しのためにも、是非取り組まれて

ください。

 

 

 

アダルトチルドレン自助フォーラム『智慧の和』ご参加お待ちしています!
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から開発された自己創造技法 『自心観』ゼミナール
https://www.interbrain.co.jp/adultc/

 

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NPO法人地球家族エコロジー協会付設心理教育カウンセリング・オフィス
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アダルトチルドレンへの処方箋~思考のコントロール

新年明けましておめでとうございます。

壬辰年最初のブログは、「思考」についてお話ししましょう。

 

 

前回、価値観の転換について述べましたが、あわせて思考の重要性も述べまし

た。

自身の思考の適正さを確認するひとつの目安は、その考え方が幸福感をもたら

すか否かです。

もちろん、自身は幸福感を得られても、その思考から来る行動によって、他の誰

かが、苦汁を味わうといったことになるようなものは適正とは言えません。

社会は、「自助、互助、公助」が基本です。

そういう事からも、提案したい思考は、「調和」の思考です。

 

 

前回のブログで、創造力というのは、新たな視点を創り出す力新しい視点から

解釈する力と申し上げました。

この「調和」の思考というのは、互いを活かしあうという考え方です。

 

 

調和は、単にバランスが取れているということではありません。

バランスだけですと、「支配している」と「支配されている」もバランスが取れている

ことになります。

互いの良さを活かしあうということです。

赤と白を混ぜ合わせてピンクにするといった発想ではなく、赤と白の特徴はそれ

ぞれ残したまま、全く別な新たな色を創り出すというイメージです。

ハーモニーですね。

 

 

人格(person)の語源は、ラテン語の「響きわたる」という言語からきているそう

です。

そういう意味でも、互いの個性(特徴)が、共鳴しあい、シンフォニーを奏でるとでも

言いましょうか。

 

 

いいも悪いも全てを“活かす”といった視点から、様々なことを考えていきますと、

自ずと創造的になります。

この「響創思考」は、必ず互いが幸福感を得られます。

 

 

思考がなぜ大切かと言うと、思考により気分、感情が揺さぶられ、感情によって、

行動が左右されるからです。

私たちは、思うような行動が取れず、望む結果が得られないことを「」と感じます。

ですから、自分の思うように常に行動できるようになるためには、思考をコントロー

ルできるようになる必要があるのです。

 

 

無目的な志向性の無い混乱した思考は、混乱した人生を作ります

常に思考を適切にコントロールできてこそ、幸福感に満ちた人生を創ることができる

のです。

 

 

 

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