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アダルトチルドレンからの回復
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カウンセリング: 2009年9月
すべてのモトは自分の内側に
「因縁」という言葉がありますね。
「因縁をつける」とか一般にはあまりいい使われ方がされていませんが、物事が生じる内部
原因と外部要因ととらえたらいいかと思います。
「因」が自分の側、中にある原因にあたるもので、「縁」が外部の環境や条件です。
自分の身の回りに起こる出来事を「すべて原因は自分の側にある」ととらえる思考法は、現
状改善にとって大変有効的です。
「そんなー、やりきれないよぉー」という声が聞こえてきそうですが、原因が自分の側にあれ
ば、変えることが可能だということでもあるのです。
他人を自分の都合で動かすことはできません。
ですから、原因が他人の側にあれば改善は望めません。
相手がこちらの依頼に十分に応えてくれない場合でも、相手を責めるのではなく、頼み方に
問題があったのではと考えるのです。
たとえ相手が不誠実な人であった場合でもです。
不誠実な人間であったことを見抜けなかったのは自分ですから。
「内に因有れば、外にそれを助ける縁生ず」という言葉もあります。
つまり、関わりあう人も含めて自分の周囲の環境は、自分という原因を通してできた条件だと
いうことです。
こう考えれば、必ず反省する習慣がもてます。
責任転嫁がなくなります。
グチが少なくなります。
自分から動く習慣が身につきます。
相手をバカにしたり、恨むことがなくなります。
依存心が少なくなり、被害者意識に凝り固まることがなくなってきます。
現状は、今の状態、ひとつの条件にしか過ぎません。
あらゆる条件は、絶対的に有利、不利と固定したものではなく、活用しだいです。
どう有利に活用するかを考え、望む結果を出すために必要な条件を自らが率先してそろえて
いくことが主体性の発揮です。
主体的な生き方に関してはこちらも是非ご覧下さい。
http://forum-hokushin.weblogs.jp/blog/2009/03/post-efe0.html
ACの究極の因縁論は、「自らが選んでこの両親の子として産まれてきた」という考え方で
す。
「そんなばかなぁ」ではなく、そういう前提に立ってちょっと考えてみるんです。
そこに何らかの必然性を介在させることで、新たな視点をもつことが出来ます。
偶然論は、突然意味無くわき起こったことですから、身の不運を嘆くしかありません。
必然論は、「他でもないなぜ私が?」という問いかけの答えも見いだせ、同時に自分(私)の
存在の意味、意義(必然性)を自覚することができるのです。
『ニート・ひきこもりエンパワー教室』
https://www.interbrain.co.jp/course/empowerment/
AC(アダルトチルドレン)、次世代AC(ACに育てられた子どもたち)の回復援助活動の中
から開発された自己創造技法 『自心観』ゼミナール
https://www.interbrain.co.jp/adultc/
NPO法人地球家族エコロジー協会付設心理教育カウンセリング・オフィス
ふぉーらむ北辰
福岡県大野城市つつじヶ丘6-4-21
https://www.interbrain.co.jp/hokushin/
(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2009年9月22日 11:45 | コメント(3)
戻りたくない自分
ACの青年たちとの話の中で、「本来のありのままの自分に戻ろう」と促した時に、「以前の
自分には戻りたくありません」という答えが返ってくることが少なくありません。
これは、不登校やひきこもりになる前の自分に対して、自分でもコンプレックスや違和感、嫌
悪感をもっているからですが、ここで気づいてほしいことは、そう感じている不登校やひきもり
になる前の自分は、本来のありのままの自分ではないということです。
つまり、「これが自分」と思っている(思い込んでいる)自分は、実は作りあげられ思い込まされ
ている仮想の自分だということです。
どういうことかと申しますと、そもそも本来の自分でいられなかったがために、生き方に無理
があり、生きにくさを感じ不登校やひきこもりという回避手段をとったということです。
しかし、その人格(自分)は、成育段階の過程で無意識の内に身に備わったものなので、本来
のパーソナリティーと信じ込んでしまっていたわけです。
ですから、本来のありのままの自分に戻るということは、かなり時代をさかのぼらなければな
りません。
少なくとも、ひきこもりなどが始まる直前ではありません。
私がよく例えるのは、コップに水をなみなみとつぎますと、表面張力で水がこぼれません。
その状態で、最後の一滴をスポイドで落としますと、途端に水はあふれます。
不登校やひきこもりの直前にあった傷つき体験は、その最後の一滴であって、あふれだすき
っかけにしか過ぎません。
それより以前から、心の中のストレスをためるコップが一杯になっていたということです。
ですから、そのコップにストレスが注がれ始める前までかえらなければなりません。
彼らと話をしていて感じるのは、共通して精神的な幼さを感じます。
知的な年齢は、あらかた実年齢に相応しい、中にはかなり知的レベルの高い青年もいます
が、精神性となりますと皆幼いのです。
これは、最初にコップに注がれた傷つき体験のその年齢から発達が止まってしまっているも
のと思われます。
では、自分がいつぐらいからコップにストレスを注いでしまっていたかを振り返るためにはどう
すればいいかというと、ポイントは、家庭環境や生活環境の中で緊張を強いられたり、安全を
脅かされる状況がなかったかを見直します。
具体的には、感情表現や意思表示を妨げられる機会が多い。自己判断を任せられず、周囲
の意志で行動を規制される。周囲の人間の感情、行動が不安定で一貫性がなく読み取りにく
い。叱責、恫喝されたり、肉体的暴力にさらされる。両親、家族の不仲。両親との精神的、肉
体的ふれあいの希薄さ。両親の関心の外に置かれ、疎外感を感じていた。周囲の大人の過
度な期待、干渉などなどです。
こういった環境にあると、私たちはその場の安全を確保するために性格防衛として、仮想の
パーソナリティを形成してしまうのです。
これを(真の)自分と見誤ってしまうのです。
自分を縛っているものから解放され、本来の自分に気づくためには、しまいこまれた苦痛に
対峙する必要があります。
自分の中の何を守らんがために、どういった影響を受け、どういった傾向が身についてしまっ
たかを知ることが求められるのです。
『ニート・ひきこもりエンパワー教室』
https://www.interbrain.co.jp/course/empowerment/
AC(アダルトチルドレン)、次世代AC(ACに育てられた子どもたち)の回復援助活動の中
から開発された自己創造技法 『自心観』ゼミナール
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NPO法人地球家族エコロジー協会付設心理教育カウンセリング・オフィス
ふぉーらむ北辰
福岡県大野城市つつじヶ丘6-4-21
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2009年9月 9日 12:32 | コメント(2)
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