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アダルトチルドレンからの回復
~私は私でありたい : 旧ブログ
ひきこもり: 2011年6月

アダルトチルドレンの処方箋~自分が選んだ結果

今さら・・・」って感じたことがありますか?

この言葉の後には、「どうせ何をやったからといって、どうにもならない」という

ものが隠れていると思います。

どうですか?

 

 

こうなると、あたりまえですが、まずほとんど行動を起こしません。

ですから、「今さら」が口癖になってしまっている人は、行動を起こさない人

言えます。

頭と手足を動かさない人ほど、愚痴やぼやきが多く、口ばかりが動いています。

 

 

では、ここから行動を起こせるようになるためには、何が必要でしょうか。

一緒に考えてみましょう。

 

 

先ず、「どうせ」 

これは、決め込み思い込みですね。

行動を起こすはなから、もう結果を決めてしまっています

しかも、うまくいかない結果をです。

これでは、好んでダメな結果を望んでいるようなものです

結局、その結果を怖れて行動を起こしませんから、現状何も変わりません。

不満な状態が続くだけです。

 

 

それから、「何をやったからといって

これは、やるべきことが見えた上で言っているでしょうか?

何をやるかも分かっていない状態で、「何をやっても」と言っても、おかしな話です

これまでの自分が試してみた方法では、うまくいかなかったのでしょう。

ですから、全く違う方法を試みてみるべきです。

 

 

そのためには、自分の考えではなく、他者の考えに耳を傾ける姿勢(謙虚さ)が

必要です。

これまでの自己の判断の誤りを自覚する必要があります。

 

 

どういう基準根拠を基にどういう判断をし、いかなる行動を取り、どういう結果を

招いたか。

特に、自分の望まぬ結果を招いた時の、判断の中身を知る必要があります。

そして、それを繰り返さないことです。

 

 

判断の基準にしたものは、あなたの価値観に根ざしています。

ですから、新たな判断ができるためには、価値観の見直しが必要です。

 

 

そしてもう一つ、「どうにもならない

結果として、出てしまっている状況が、どうにもならないと思ってはいませんか?

その通りで、起こったことは、消せません。

しかし、そのことで受けた影響は、どうにもならなくはないのです

ましてや、「今さら」などありません。

今さら謝ってもらっても、もう遅い

なんて、親に言ったりしていませんか?

これは、すでにされたことを消せやしないという嘆きですね。

そうではなく、されたことで自分が何ができなくなってしまって、生き辛さを感じて

いるのか

それを明確に認識し、できるようになるための方法を「今さら」ではなく、「今から

実行していけばいいのです。

 

 

今まで、どういう判断をしてきて、どういう結果を招いてきたかをしっかりと振り

返ってみてください。

結局、その結果は、自分が選んだものです。

自分が選んだにもかかわらず、誰かの責任にしているから、どうにもならないの

です

以前と同じ誤った判断をしてしまわぬためには、見識の狭さを認め、価値観を

見直し、新たな視点が必要です。

 

 

アダルトチルドレン自助フォーラム『智慧の和』ご参加お待ちしています!
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から開発された自己創造技法 『自心観』ゼミナール
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アダルトチルドレンの処方箋~生きるための中心軸

あなたが、何らかの生き辛さを感じているとしたら、一度原点に立ち帰ってみて

ください。

生きていく“前提”にです。

 

 

幸福になることを前提としていますか?

幸福である人生が、自分に最も相応しいと考えていますか?

この“前提”は、自己認識が土台となっています。

「自分に相応しい」、その「自分」をどう捉えているかです。

 

 

自己認識を考える時、自身の世界観を確認してみてください。

世界観」というものをあらたまって考えたことがありますか?

意識したことはなくても、誰でも独自の世界観をもっています。

信条と言ってもいいでしょう。

 

 

私たちは、何らかの価値基準をもって、ものごとを観察し、判断しています。

その判断に基づいて、自分の“前提”を決めています。

ですから、もし、その前提が、「自分は幸福にはなれない」なんて誤ったもので

あるならば、とっとと、改めましょう。

 

 

幸福感は、人生のベクトルが上向きの時に感じられるものです。

ですから、幸福感を感じていられるためには、常に向上心をもって、過去の自分

よりも、少しでも成長させていけばいいのです

向上心をわが師とする」です。

 

 

しかし、その向上心をそなえるためには、謙虚さ素直さが必要です。

慢心は、成長を阻みます

 

 

これまでに、現実を否認する習慣をもってしまっていませんか?

目の前の辛い事実から、目をそらしてしまう習慣があると、確実に謙虚さや素直

さが奪われています

傷つけられると感じ、自分を守ろうとするからです。

 

 

過度に傷つけられると感じないようにするためにも、向上心と合わせ、自分の中に

生きていくうえの軸をもちましょう。

バックボーン精神的支柱です。

自身の拠りどころとなる一貫した信念・信条です。

 

 

バックボーンをもてるためには、手本に出来る尊敬する誰かをもつとよいでしょう。

どうして、その人を尊敬できるのかで、自分の価値観を知ることもできます。

 

 

価値観が、世界観を形成します。

あなたが、知らず知らず形成してきた世界観は、あなたのバックグラウンド(生きて

きた背景)が大きく関係しています。

 

 

あなたの生きがいは何ですか?

生かされているって感じられますか?

 

 

過度な自己防衛は、危険の認識もあやふやにしてしまいます。

ぶれない軸をもって、適切に危険を見極め、挑戦への勇気を発動できるようにして

いきましょう。

 

 

 

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