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HOME > アダルトチルドレンからの回復~私は私でありたい : 旧ブログ > アーカイブ > 2010年4月

アダルトチルドレンからの回復
~私は私でありたい : 旧ブログ
2010年4月

人たる所以

人が人たる所以は何かを考えた時、それは意味への意志をもっているということ

ではないかと思います。



私たちは、自分自身の周りのものに自分なりの意味づけをして、そこから様ざまな

ことを読み取っていきます。

その内容次第で、ある時は傷つき、ある時は歓喜します。



反射的な反応行動を取る動物たちは、本能のプログラムによって行動しますので、

同じ状況に対しても、どの個体もほぼ同じ行動を取ります。

ですが、私たち人は、一輪の花を見てもそれぞれ違う行動を取ります。

この意味づけをつかさどるのが、人のもつ“霊性”です。



ひきこもりという現象を見た時に多くの人が、「頭がおかしくなったんじゃない

か?」と思いがちですが、ほとんどの青年たちは、自分が誰かも言えますし、どこ

に居るのかも把握できています。

計算も出来ますし、語学ができる子、パソコンを巧みに操れる子もいます。

つまり、精神性には問題、ましてや障害などありません。

問題があるのは、霊性の部分です



自分は何ものからも求められぬ、価値のない生き物、モノ以下といった絶望的な

意味づけしかできない状態になってしまっています



アイデンティティ(存在意義=存在の必要性としての意味)の構築の際に、親から

善悪による規制を受けてしまっているために、悪しき行いをした自分は、価値の

ない存在だという思い込みのブロックがかかってしまっているのです。



とかく親の言うところの善悪は、自分の都合に合わせ、都合いいことは善、悪い

ことは悪としてしまいがちです。



子どもは、親の期待(都合)に応えられなければ「自分はいい子ではなく、価値が

ない」と思い込みます。

ここから、誤った不健全なアイデンティティを構築してしまうのです。



健全なアイデンティティを構築するためには、善悪ではなく、楽しい、うれしい、

面白いを基準に考えてみましょう。

つまり、自分が心から喜べるもの。そのことが自分のアイデンティティ(役割)を

構築するためのヒントになるのです。



笑顔で喜べるものこそ、自分にとって意味あるものだからです。




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痛みの処理

様ざまな体験を通して、人は感じながら生きています。

目にし、耳にしたことから、感動したり、笑ったり、悲しんだり、時には傷つけられる

こともあります。

感覚器官を備えている以上、それは自然なことです。



問題は、感じたものをどう処理していくかで、それが場合によっては、深い傷となり

ます。

さらには、傷の痛みにどう向き合うかによって、その後の生き方に大きく影響して

きます。



これまで(過去)の処理の仕方で、これから(将来)の可能性が変わるということ

です。ですから、この処理の仕方の工夫が必要です。



投資や経費は、収益という見返りがあるから了解できます。

挫折や喪失、疎外体験などの傷つきは、見識が深まり、人間的な幅が広がり、

度量が大きくなれば、大きな財産となります。

ですから、そうできるような工夫をしていくのです。



とかく、痛みは不快なものですから、感じること自体を抑えようとしてしまいがち

です。

また、怒りや恨みの感情は、道徳観といったことから自身の中で否定してしま

いがちです。



そういった感情の抑圧が意識下に沈殿し、衝動行為強迫行為につながります。

繰り返されるしくじりや、特定の対象(場面、行動など)への不安感、恐怖感が、

これらの感情の抑圧から起こります



感情を抑圧するのではなく、その感情をどう処理していくか。

感情は、欲求とリンクしています。



何に対して、なぜその感情が怒ったのか。

どのような欲求が刺激されたから起こったのか。

それらを読み取り、適正な対応をとっていく。



ある人物との間に怒りの感情が起こった時、その相手だからこそなのか、他の

人物でも同じなのか。

その相手から何を壊されたのか、奪われたのか。

自分が失いたくなかった、守ろうとしていたものは何だったのか。

こちらの意思を相手に伝える適正な手立ては。



これらを振り返り、さらにはなぜ自分に起こったのか。その意味を考えてみてくだ

さい。




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命とはたらき、宿命と運命

 アダルトチルドレンを考える時、親、そしてその家(系)との関わり合いが、避け

られぬ問題です。



生命は、空間に生ずるのではなく、ある家に生まれ落ちます。



人種や性別、裕福な家庭なのか貧乏な家庭なのか、何番目として生まれたのか、

どういう土地、生活環境なのか。



これらは、動かせない条件です。

これが宿命と言われるものです。

まさにそこ(〇〇家)へ宿る。



ここを嘆いても仕方のないことです。

ただし、お金持ちの家に生まれることはできなかったにしても、お金持ちになって

いくことは可能です。

これが運命です。

命を運んでいく。



アダルトチルドレンは、親から与えられた悪影響により、生き辛さを感じながら

生きています。

そのことにより、親への怒りをコントロールできずに、もがいているACの方も多い

でしょう。



こう考えてみては如何でしょうか?

親から与えられたものとして、生命があります。

この生命をどう運ぶか、働かせるかは、自分次第です。



「思うように働かせることも親の影響でできなくなっている」と返ってきそうですが、

そうでしょうか?

人生の初発の条件設定を解除し、訂正すればいいんです。



人生の初発の条件設定とは?

あなたは期待に応えられなかった子どもだから、愛されず、誰からも必要とされ

ない人間です

という前提です。



罪悪感や恥辱感を抱きながら、自分を否定して生きていくように条件づけられて

います

そして誤ったアイデンティティ(存在の意味)を信じ込まされています。

そのアイデンティティの根拠を手放せずにいます。



「失敗ばかりで、結果を出せなかった」

「期待を裏切ってばかりだった」

「心配や迷惑のかけ通しだった」

「困らせ、恥をかかせてばかり」

等など。



そもそもの条件設定、前提が誤っているばかりに、偽りのアイデンティティを信じ

込み、その根拠をかき集めていたのです。



条件設定を訂正しましょう。

私は、他でもない私ならではの価値を有している、ありのままを許された、

かけがえのない必要とされる存在だ



この前提に立って、真のアイデンティティ(存在意義)を構築していくための、命の

はたらかせ方を工夫していくことで、立命していきましょう。

生命はエネルギーです。

エネルギーをどう活かすかは、主体者である自分です。




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