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HOME > アダルトチルドレンからの回復~私は私でありたい : 旧ブログ > アーカイブ > 2008年9月

アダルトチルドレンからの回復
~私は私でありたい : 旧ブログ
2008年9月

痛みからの過剰な回避

心の傷の痛みが強ければ強いほど、二度と同じ痛みを味あわないで済むように一切の痛み

から逃れようとします。

ある場面や相手、場所、声などがトリガー(引き金)となって、トラウマ体験のフラッシュバック

が起こります。このトリガーは、自身の過剰反応の出所を知る材料となります。

出所を知ることにより、避けない自分を作ることができます。

しかし、痛みの意味を知らないままでいると、あらゆる苦痛、不快から自分を遠ざけるように

なり、トラウマを克服できるための取り組みにも消極的となります。

トラウマから与えられた信念前提となり、行動全般に制約を加えるのです。

それが「自分には何の価値もない」というものであれば、価値がないことを証明させるための

根拠をかき集め、自己をおとしめる態度をとっていきます。

そこから脱するためには、あなたの信念に揺さぶりをかけ、新たな世界観による自己像の構

築が必要なのです。

なぜ一人として同じ人間がいないのか」この答を導き出す時、自分がここに居ていいわけ

が見えてきはしないでしょうか。

『ニート・ひきこもりエンパワー教室』
https://www.interbrain.co.jp/course/empowerment/

AC(アダルトチルドレン)、次世代AC(ACに育てられた子どもたち)の回復援助活動の中
から開発された自己創造技法 『自心観』ゼミナール
https://www.interbrain.co.jp/adultc/

NPO法人地球家族エコロジー協会付設心理教育カウンセリング・オフィス
ふぉーらむ北辰
福岡県大野城市つつじヶ丘6-4-21
https://www.interbrain.co.jp/hokushin/


根気を養うためには?

トラウマからの回復にあたって、新たな何かに取り組む時、なかなか続かないといったことが

聞かれます。ひとつにはトラウマそのものが邪魔をするというのもあるのですが、多くは、

目的を忘れるからです。何のためにそれをやっているのかが途中で分からなくなってし

っているからです

私たちは常に現在の自分自身の位置を知っておく必要があります。

カーナビを想像してください。カーナビは目的地を設定することで、そこまでの最短距離を

誘導してくれます。常に現在地を確認しながら、ルートを計算していきます。道を外れれば、

速やかに修正します。

自分が何のため(目的)に、どこまで(目標)行こうとしているのか。

それを忘れないようにしておかなければなりません。そのためには、自分のマニフェスト

(声明分)を作成することを勧めます。

マニフェストがあれば、頓挫しようとした時に常に目的に立ち返って、自分の位置を知る

ことができます。目標の方向へ向かっているのか、目標まであとどのくらい時間が必要

なのか。それらが分かっていれば、過度な焦りも生じません。

これからを考え、「大丈夫だろうか?」と気ばかり焦って、行動が止まってしまっている人を

よく見かけます。未来は見えません。保証もありません。だから大丈夫にしていくしかありま

せん。大丈夫にするためには、望む未来を創る(目標を達成する)ために必要なことを今

ここでやっていくのです。方向性を過たず、時間とエネルギーへの配慮を考え、「そもそも何

のために?」を忘れなければ、根気強く続けることができてきます。

『ニート・ひきこもりエンパワー教室』
https://www.interbrain.co.jp/course/empowerment/

AC(アダルトチルドレン)、次世代AC(ACに育てられた子どもたち)の回復援助活動の中
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サポーターはいますか?

勇気を出せるための最後のアドバイスです。

一人で何かに挑戦することはとても不安です。でも応援団がいてくれれば、勇気

がわいてきます。

より多くの応援団がいれば、取り組みを前に尻込みすることもなくなるでしょう。

応援団、親衛隊の第一号は、自分自身です。

あなたは自分を信頼し応援できますか?

そして、あなたを応援してくれるサポーターはいますか?

サポーターを得るためには、あなたのトラウマに向き合うその姿勢にかかって

きます。

心に刻んだ傷の痛みに対しては、周囲は共感的です。同情もしれくれるでしょう。

しかし、その傷みに対してあなたがどうそれを受け止め、どう対処しているかに

よっては、理解を示してくれない場合があります。

ただただ、傷みを与えた相手に対しての恨み、怒りをあらわにし、その復讐の

ために、自分の人生をも破壊しそうな態度で臨んだ場合、人はあなたのサポー

ターになるでしょうか?

人が人を支えたくなるのは、これからに向かって今を精一杯生きている場合です

過去に何をしてきたかではありません。

後ろを向く人間に人は心を動かされません。

勇気を得られないでいる者が、孤独と闘っても勝ち目はありません。

アダルトチルドレンとして抱えてきたトラウマと親に対しての姿勢・態度次第で、

心強いサポーターがきっと現れます。

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結果からの悪影響を受けない自分

勇気を妨げる失敗に対する恐れへの対応法は前に述べました。

それでもやはり失敗はしたくはないと思うのが人情です。

どんなに努力しても、望む結果が得られるという保証はもちろんありません。

それではどうするか?

いかなる結果でも、そこからの悪影響を受けなければ結局はいいのではないで

しょうか。

「結果に拘る」ということをよく聞きます。

しかしよく考えてみてください。私たちは結果に翻弄されているのではなく、影響

に翻弄されているのです。

結果は同じでも、そこから受ける影響は人様ざまです。

受験に落ちて嘆く者、平気な人。失恋して傷心する者、次の出会いをすぐに探す

人。何がこれらを分けるのでしょう。

結果は固定された事実でも、影響は変えられるのです

影響を変えるのが、心がまえ姿勢態度です。

常に自分を成長させ、上達させる心がまえをもって、自分の人生を大切にする

姿勢でのぞめば、いかなる結果からも悪影響を受けない自分を作ることができ

ます。

変えられるものを活かして、変えられないものから受ける影響を変えることこそ

が人生の妙味です

AA(アルコホリックス・アノニマス)の平安の祈りをご紹介します。

神さま私にお与えください
変えられないものを受け入れる落ち着きを
変えられるものを変える勇気を
そしてその二つを見分ける賢さを

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事実認識

ことを始めるにあたって勇気が出せない原因に印象憶測で判断しているという

ことがあります。

印象で「難しい」と感じてしまったり、風評をそのまま受け入れてしまったりして、

実行する前からあきらめてしまっていることが多いようです。

周囲の評価事実はイコールではないことを常に頭に置いておくことです。

最近はインターネットの普及により、ほとんどの情報を簡単に手に入れることが

できます。その反面、自分の目と耳、手足を使っての情報収集がなされていなかっ

たりがあるようです。つまり、他者の評価に惑わされず、事実を確認するということ

です。ネット掲示板などへの無責任な偏った書き込みを無批判に信用し、あたかも

それが事実のように錯覚してしまっていると、実際は実行可能なことを印象で、でき

ないと思い込み、チャンスを逃してしまうことさえあります。

勇気をもつためには、事実を自分の目で確認し、適正な評価をくだす努力と判断力

が必要です。強くなるためには労を惜しまず、客観的な視野をもちましょう。

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必要な条件をそろえる

勇気を出せるためには、取り組む事柄の成果が出るためには、どういう条件が

そろえばいいかが正確に把握できていなければなりません。そして、その必要な

条件をひとつひとつそろえていくことで、着実に自分を前へ進めることができるの

です。先が見えなければ不安が勝ります。望む結果を出すためには、何が求め

られるかが見えてくれば、勇気もわいてきます。

そしてここで重要なことは、今ある条件を活用することです

とかく無いものねだりで、既にあるものに気づけないでいるということがよくあります。

また、気づいていてもそれを活かすという視点に欠けていることもまた多いのです。

何もわざわざゼロからスタートする必要はありません。今ある条件をどう有利に

活用するかを考えていけばいいのです。

既に活用できるものが有るということに気づけば、自ずと勇気がわいてきます。

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失敗は活かして進歩

勇気を妨げる失敗への不安。

失敗に限らず、何でもその体験や機会を「活かす」という発想は大切です。

活かすというのは、役立てるということでもあります。

あることに取り組んでうまく(思うように)いかなかった場合が、「失敗」と言われる

状態ですが、望む結果が出ない取り組み方が分かったということでもありますの

で、それを次の取り組みに活かせばいいわけです。次はそうしなければいいん

です。

活かすためには、知る必要があります。

なぜうまくいかなかったのか。原因を探る、学ぶことで役立てるためのヒントが

見えてきます。

小さな失敗体験の積み重ねで大きな成功を得るということもできるわけです

失敗を恐れるのは、評価が伴うからではないでしょうか。

「かっこ悪い」「見苦しい」「ぶざま」「評判が落ちる」などの周囲の評価が気になる

からだと思います。

しかし、周囲の評価ほど無責任であてにならないものはありません。

評価は主観です。百人いたら百様のそれぞれの評価があります。それをいちいち

気にしていたら、何もできません。

自分の中の評価基準をもっておけばいいんです。

ある基準に照らし合わせて、いつでも自分を観察するんです。

ある基準というのは、自分の生きる目的、目指す目標にそった行動ができている

か、近づけるための動きになっているかという観点から自分を見つめるのです。

その基準でぶれていなければ、周囲がどう評価しようが気にする必要はありません。

人の失敗を否定し、笑う人間ほど自身の生きがいも目標ももてないでいる人間です。

自分を過度に責めても何のメリットもありません。

自分を甘やかすのではなく、許せる人間は、自分を高め、成長させられます。

そして人にも肝要で優しくなれます。

やり直せばいい」という発想をもてば、自分も人も許せます。

過度な罪悪感は、自尊心を腐敗させます。自己を許せる勇気をもってみませんか?

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勇気をもつためには

何かに挑戦するためには、勇気が必要です。

現状の改善のために新たな取り組みが必要な時、この勇気が出せず頓挫して

しまうことも多いのではないでしょうか。

現状がいかに不自由で、改善したい状態であっても、そのために取り組むこと

の結果が怖くて実行できないでいるのではないでしょうか。

「怖いもの知らず」という言葉がありますが、結果が気になるのは、「失敗」に

対してではないかと思います。

失敗に対しての過度な恐怖心がある内は、勇気も出ません。

失敗と評価を恐れない自分をつくることです。

それから、リハーサルをしておくことです。

プロのミュージシャンや舞台役者も必ずリハーサルをします。

リハーサルの回数が多ければ多いほど、本番への不安感も軽くなるものです。

それから、結果からの悪影響を受けない自分にしておくことです。

結果が望むものではなくても、最低限そこからの悪影響さえ受けないように

しておけば恐れることはありません。

そしてもうひとつ。応援団を作ることです。

自分の応援団が一人でもいてくれれば、新たなことへ取り組む勇気もわいて

きます。

次回から、それぞれについて詳しくお話ししていきましょう。

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