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アダルトチルドレンからの回復
~私は私でありたい

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親ガチャを超えて~過ちをありのままに振り返る


ステップ4が抜けてましたね。失礼。

「恐れずに、徹底して、自分自身の棚卸しを行ない、それを表に作った」




ここでは、現状を招いてしまったこれまでの自身の考え方、行動パターン等を振り返り、次の

ステップ5の段階に移る前の準備として行ないます。

私たちには自由意志というものが与えられているのですが、わざわざその考え方をしてそうなって

しまっているといった傾向(特質)というものが各人あります。

それをしっかり把握することが重要なのです。

本気でより良く変わりたい、幸福感を感じられるようになりたいのであれば、徹底して包み隠さず

行っていきましょう。




ひきこもり者用にアレンジしたものは、次のようになります。

「ありのままの自分を発見するために今までの生き方を点検し、両親との関係から始まる人間関係

についての点検表を作った」


様々な悩める問題の元にあるのは、人間関係です。

人との関わり合いの中で、健康や経済面、仕事等の問題や苦悩を私たちは抱えます。

その人間関係のスタートは、両親です。

両親との人間関係が土台となり、他者との関わり合い方のみならず、自身との付き合い方にも強く

影響を与えます。

これまで、両親との間柄を含め自他とどのような関係性を結びながら、どのような生き方をしてきたか

を棚卸ししてみましょう。

そして、前号で揚げたステップ5

「神に対し、自分に対し、そしてもう一人の人に対して、自分の過ちの本質をありのままに認めた」

の段階へ進みます。









※オンラインでのご相談も承っています。
お部屋とつながりますので、お気軽にどうぞ。



AC、次世代AC(ACに育てられた子どもたち)の回復援助活動

の中から開発された自己創造技法 『自心観』ゼミナール
https://www.interbrain.co.jp/adultc-seminar/

 

新プロジェクト〈OKAGESAMA fellowship〉開始!
これまでの、かえって長期化を招いてしまっている家族会や居場所とは
違う当事者家族にとって本当に必要な「行き場」の提供です。



 


アダルトチルドレン回復サポート
NPO法人地球家族エコロジー協会付設心理教育カウンセリング・オフィス
ふぉーらむ北辰
福岡県大野城市つつじヶ丘6-4-21
 https://www.interbrain.co.jp/hokushin/


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親ガチャを超えて~決心覚悟が変革のスイッチ


ステップ6です。

「こうした性格上の欠点全部を、神に取り除いてもらう準備がすべて整った」




これは「決心する」ということですね。

何でも、実行できるためには決心覚悟が必要です。

禁煙や禁酒、ダイエットでも分かるように、いくら目標を立てても、「必ずやるぞ!」と決意

しなければ実行できません。

たとえ現状に不満があっても、なじんだものはなかなか手放せません。

現状から変化していく、先の見えない不安を抱えるよりも、なんとなく居心地の良さを感じている

今に腰を据えていたいのです。

それではいつまでも自己変革は望めません。

より良く変わっていくことを本気で願いましょう。









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親ガチャを超えて~謙虚に過ちを認める


しばらく空いてしまいました。

12ステップ続けます。

ステップ5は、「神に対し、自分に対し、そしてもう一人の人に対して、自分の過ちの本質を

ありのままに認めた」





このステップは、謙虚さを身に着け、素直に正直に自分の過ちを自身の中だけでなく、他者に

対しても認識していることを伝えるというものです。

他者に対してというのは、客観性を補うということですね。

自分が自分で認めるとなると、どうしても独りよがりの考えで歪められる恐れがあります。

あれこれ言い訳がましくも、都合良くもなってしまうでしょう。




もちろん、聞いてもらう相手は吟味しなければなりません。

ありのままに受け止めてくれる自分が最も信頼おける人物でないと、危険です。

また、自分が伝える内容で相手を傷つけるようなことが決してあってはなりません。

自分はスッキリしても相手に不快な思いをさせることは避けるべきです。




また「神」が登場するので、それだけのことで考えることをやめてしまわないように。

「神に対し」というのは、「何の隠し立てもできない(すべてお見通し)」という意味で、真っ正直に

洗いざらいに
と考えたら如何でしょう。

「お天道さまは見てござる」ですよ。




ひとつ具体的なかつ効果的な方法をご紹介しましょう。

近所の寺院や美術館・博物館でもかまいませんが、お顔(表情)のとても柔和な優しい仏像を探して、

その仏さまに向かって、自分の過ちに対しての反省の心を預けるんです。

「二度と過ちを繰り返しません」と。

天を仰ぐよりは、ご尊顔を拝する方が素直な心になれますよ。









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親ガチャを超えて~自我を離れる②


決心と行動で期待した結果が得られれば、ステップ2で信じていたことを確信することができます。

決心は、理解と行動の橋渡しをするものです。

前回あげた加えたステップ3
「見解へのこだわりは、変化を拒むところからはじまり、自分の判断力を信じ過ぎていたことで

迷いを深めたことを理解した」


ここから、必要な行動を実行していくためには決心が必要なのです。

私はかねてより「理会」を推奨しています。

道理を理解会得することです。

会得するためには行動が必要であり、実行できるためには、決心、不退転の決意が必要なのです。




これまでの自分の意志や生き方の結末が、今の現状です。

身から出た錆、蒔かぬ種は生えぬです。

決して現状に満足していないでしょう。

だったら、自分を一旦離れるしかありません。

そして、道理を学ぶことです。

道理は、日本人が受け継いできた天地自然に倣うことことから見えてきます。




AAステップ3は、こうアレンジしてみました。私流のステップ4になります。

「今までの生き方を支えてきた誤った信念への信仰をやめ、必要だからこそこの身に予定通りに

起こっていることだと、あるがままに現状を受け入れようと決心した」










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親ガチャを超えて~自我を離れる①


AAのステップ3は、

「私たちの意志と生き方を、自分なりに理解した神の配慮にゆだねる決心をした」

ここで「神」という言葉が出てくることで、思考が止まってしまうようです。

ステップ2では「自分を超えた大きな力」と表現されていましたが、

ここでは、「自分なりに理解した神」です。

あくまでも、「自分なりに理解した」です。

ですから、「生かされて生きている③」で述べたように、私たちを生かして下さっている「おかげさま」

と捉えたらよいでしょう。




このステップ3では、これまでの独りよがりの頑固な自我を捨て、任せきることを教えています。

「配慮に委ねる」依存することが、かえって自立を促すのです。

なぜなら、自身が行うべきこと、「実行」のみに集中できるからです。

これまでの役に立たない自分の意志や生き方ではなく、神の配慮(意志)に従い行動していくという

ことです。

自身ができることに邁進し、結果は預けるのです。

(続く)









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親ガチャを超えて~何が問題かの理解②


変化を拒むのは、今まで経験したことのないことに遭遇することが怖いからです。

一度でも経験したことであれば、結果を予想でき安心できます。

想定外のことに対峙することに不安をもっているのです。

ですから、周囲の環境を変える(動かす)ことすら避けようとします。

昨日と同じことしかしたくないのです。明日もまた、今日と同じことを繰り返します。

ひきこもる行為は、まさにそうですね。




「自分の判断力を信じすぎていた」ことについては、事実がすべてを物語るで、現状は過去の

自身の判断の結果
です。自分なりに考えた結果です。

それが適切ではなかったことは、現状が教えてくれています。

事実に対して謙虚になることが大切です。

ありのままを受け入れ、言い訳をしないということ。




この状態から脱するためには、自分から一旦離れる必要があります。

もっと言うと、自己を超えることです。

それが次のステップです。

次のAA「12ステップ」ステップ3では、利己主義からの解放があげられています。

独りよがりの生き方が、自分の人生を手に負えないものにしてしまったことを自覚し、自分の意志と

生き方を預け、委ねる決心をします。









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