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ACからの回復
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アダルトチルドレンからの回復
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アダルトチルドレン~成長のステップ【決心】
実存心理学ビクトール・フランクルの『医師による魂の癒し』にこう記されて
います。
「人間が人生の意味は何かと問う前に、人生のほうが人間に問いを発して
きている。だから人間は、本当は、生きる意味を問い求める必要なんかない
のである。人間は、人生から問われている存在である。
人間は、生きる意味を求めて問いを発するのでなく、人生からの問いに
答えなくてはならない。そしてその答えは、人生からの具体的な問いかけ
に対する具体的な答えでなくてはならない」
解決すべき事態に対して最も必要なことは、「受容」です。現実に抵抗して
いれば、問題が大きくなるだけです。
受容できるために前提に置くべきは、事実起こっていることは消せなくても、
その事態に対する自分の姿勢や対応は、自身で決定できるということです。
「なぜ私に?」この疑問の前から逃げることはできません。
しかしこの問いは、人生を変えるきっかけになります。
今迄の生き方を支えてきた誤った信念への信仰をやめ、必要だからこそ
この身に予定通りに起こっていることだと、そのことに理由を与え、あるが
ままに現状を受け入れる覚悟と「人生をより良くしよう」という決心が、
自己変革、問題解決を可能にします。
なぜ必要だったのか。
何かに気づかなければならない、学ぶ必要性があったということです。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2018年11月12日 08:34
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同じカテゴリの記事
アダルトチルドレン~「親ガチャ」に学ぶ②
自分の意思に関係なく、不可抗力的に降りかかることに対して、どう対処できるかが自己の真価が
問われるところです。
とかく、それが苦悩を伴う状況なほど、被害者意識をもちやすくなるものです。
レジリアンシーという概念があります。
「心の弾力性」のことです。
レジリアンシーが高い人ほど、ストレス耐性が強く、逆境にあっても自身を支えられます。
そういった人たちの特徴にあげられているのが、「自らの運命に積極的で、強引にでもその意味を
見出し、打開に向けて取り組む」つまり、運命を享受できるというものなのです。
現状をあるがままに受け入れ、ありのままに自己を開示、対峙し、事態に適切に対処していくことに
努めて下さい。
現状に対して常に、「今ある環境・条件は、成長のための課題を最も実感できる最適な環境・条件
である」と認識すれば、その状況(境位)を超えることができます。
自分にとって最適な親が、「ガチャッ」と出てきたのです。
参考図書/『子ども虐待という第四の発達障害』杉山登志郎著(学研)
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2021年10月16日 09:07
アダルトチルドレン~「親ガチャ」に学ぶ①
「親ガチャ」という言葉が最近ネット上にもよく見られます。
親は選べないということですね。
親に限らず、自分で選択できないことは沢山あります。
人種も容姿も資質も。
これらは「宿命」と言われるものです。
あなたは、「運命」「人生」というものをじっくり考えたことがあるでしょうか?
「運命」というのは、「命」を運ぶと書きますので、ある程度自分の意志で創りあげていけます。
ある程度と言うのは、運命を「さだめ」と読むように、予め定まった領域があるということです。
「なぜ、私が?」と思ったことが、これまであったと思います。
特に、好まざることが自分の身に起これば、「どうして、よりによって自分なんだ?」と。
これを偶然で済ませていましたか?
ものごとを偶然で済ませるのは、思考停止状態です。
偶然で事を片づければ、世の中何だって起こってしまいます。
「必然」として捉えれば、その原因を考える習慣が備わります。
同じ失敗を繰り返すのは、失敗した原因を振り返るといった反省をしないからです。
原因を精査もしなければ、繰り返すのは当然です。
「なぜ、私が?」という疑問、嘆きが生じた時には、「他でもない自分の人生に起こったことは、
何か意味がある」と受け止めてください。
実存心理学では、『人間は、人生からの問いに正しい答えを与える責任がある。ある人生の状況の
真の意味を見出だすことの責任がある』
と示しています。
これはとても有意義な思考法です。
自己の人生を常に意識していますか?
人生は自身で描いて創造していけるものです。
ですから、自分の人生に責任をもつことが大切です。
設計図、ライフプランは出来ていますか?
行き当たりばったりの人生では、運命に翻弄されるのは当たり前です。
生きていく目的・意義を熟考してみましょう。
人は、自分の考える意味にそった行動しかしません。
「人生に意味なんか無い」と考えれば、その通りに無意味な人生となるでしょう。
無駄な時を過ごし、ただ老いていくだけです。
こう捉えてみてください。
「他でもないその痛みが意味するものは、自身が最も気づき学ばなければならない成長・進化の
ための必須課題である」と。
(続く)
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2021年10月14日 07:30
アダルトチルドレン~有意義な人生を生きる
どうしたら毎日を機嫌よく過ごせるかを考えてみましょう。
とは言え、快楽ばかりを求めないように注意しましょう。
「楽」ばかり与えていると、人間腐ります(笑)。
幸福感で機嫌がよい方がいいですよね。
そのためには、日々自分の状態をより良くしていくことです。
幸福感は上向きの時に味わえます。
ですから、向上心をもって自分を成長させていけば良いのです。
全てにおいてより良く成っていくためには、人生の目的を自覚し、充実・充足させていくことです。
人生の目的は、自身の存在の根拠になります。
私として生きていく理由です。
自覚できていますか?
短所も弱点もコンプレックスもすべて丸ごと、ありのままに自分を受け入れる自己受容が大切です。
日々、充実した時間を過ごし成長させていけば、短所はひとつの持ち味ともなり、かえって人間味となります。
もっと心を自由にしていきましょう。
心が不自由だから、すぐに行き詰まり不機嫌になるのです。
上機嫌になれば、笑顔になれます。
笑顔は、周囲を明るく温かくしていきます。
当然、ポジティブな人間関係(つながり)がつくられていきます。
有意義な人生を創っていきましょう。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2021年6月17日 07:14
アダルトチルドレン~今に生きる
物事がうまく進まない人の特徴は、自分や相手の「過去の言葉や行動」にこだわることです。
「あーしてれば」「こーしてれば」
「あーだったら」「こーだったら」
「あー言われた」「こーされた」
今さらどうにも出来ないことを悔やみ続けたり、嘆いたり、怒ったりと。
過去に執着すると、明るく輝かしい未来を創る力が湧きません。
消せない過去を消すような不可能なことをしようとするからです。
無茶というものです。
理屈に合わないことをすれば、当然エネルギーの浪費で、肝心なところへ向けるエネルギーが
無くなってしまいます。
過去を肯定することで、前向きになり、明るい未来を創っていくことができます。
過去の出来事自体は、変えようもありません。
ですが、その出来事が自分にとって意味するものは、いかようにでも変えられます。
そもそも、過去の出来事に嘆いているのは、何があったかではなく、その出来事に自分が与えた意味と、
そこからの影響がネガティブなものになっているからです。
意味づけを変えていけばいいんです。
自分が目指したい未来が具体的に定まってくれば、自ずと過去の出来事が、その実現にとって意味あるもの
だったということに気づけます。
つまり、過去を嘆いてばかりいるとしたら、それは未来への目標、志をもっていないからです。
失敗や挫折も、そこから教訓を得られれば、肯定できます。
人は過去に生きるわけでも、まだ来ぬ未来に生きているわけでもありません。
未来へ向かっている今に生きているんです。
未来を開く原因を〈今〉つくるということが重要なことなのです。
これからが、より良くなっていけば、過去なんてどうでもいいですよね。
そのためには、(ちょっと古いですが)「今、でしょう!」
嘆きや怒りで今を過ごせば、ろくな未来は訪れませんよ。
とっとと、明るい未来の種まきを始めましょう!
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2021年6月15日 07:59
アダルトチルドレン~信義を重んぜよ
生き辛さといったとき、多くは人間関係におけるものではないでしょうか。
昨今では、コミュケ力という言葉なども聞きますね。
人間関係をより円滑にしていけるために最も大切なことは、「信義を重んじる」ということでしょう。
約束を守る。虚妄を語らず。
あたりまえのことですね。
饒舌に喋れたとしても、信義を軽んじる態度では、人から疎んじられます。
そして、人も自分も欺かない、裏切らない。
何かをごまかそうとしてしまえば、歪みが生じます。
ごまかさないということのひとつは、現実を直視することです。
現実逃避こそ、生き辛さを招く大きな要因です。
現実、事実を否認すれば、正直さや素直さを失います。
そうなれば、当然人間関係も損なうでしょう。
関係性の改善は、「敬意」が最も重要です。
人はもとより、モノでも事象に対しても、敬意をもって相対する。
人間関係は、まさに間合いです。
「間」の取り方に細心の注意が必要です。
近すぎても、遠すぎてもうまくいきません。
ACは、親から侵入、干渉されたり、逆に充分に関心を払われなかったことからの影響が大です
ので、この「敬意」というものに不慣れであり、その分感覚的に身についていないことが多いようです。
人間関係において生き辛さを感じてしまうのは、むべなるかなです。
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