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アダルトチルドレンからの回復
~私は私でありたい
教育: 2024年5月

親ガチャを超えて~環境や状況に支配される生き方②


では、環境や状況に支配されない生き方、つまり主体的な生き方ができるようになるためには、

どのようなことを心がけたらいいでしょうか。




①常に「自らが選択している」という意識をもつことです。

感情も行動も、きっかけになることは外から与えられても、それにどう対処するかは

自分の判断(選択)です。




②反応的な行動を取るのではなく、対応を意識的に選ぶことです。

反応は受動的ですが、対応は考え適切な対処をすることです。




③他者との間に、心理的にも物理的にも、健全な境界線を引くことです。

無闇に人を立ち入らせない、踏み込ませないということです。

自分が何者かを人に決めさせない。

他人の評価を無批判に取り入れず精査すること。




④批判や非難も精査し、適切に評価し取り入れるべきことは取り入れ、自発的に自己変革を

行うことです。


否定されると受け入れがたくなりますが、より良くなりたいと本気で考えていれば、成長

ために活用すべきです。




⑤相手が自分に謝るつもりがあろうがなかろうが、積極的に許すことです。

何をされても無罪放免にするということではありません。

許す(心から放り出す)ことで、怒りに費やすエネルギーや時間を最小限にとどめることです。




⑥時間とエネルギーの使い方に、100%責任をもつことです。

誰のために、何のために注入しているか。怒りの相手に使って(与えて)も意味がありません。

自分にとって最重要なことに最大限使いましょう。




以上のことを心がけながら、環境に積極的にはたらきかけ、自ら望むように創り変えていきましょう。









※オンラインでのご相談も承っています。
お部屋とつながりますので、お気軽にどうぞ。



AC、次世代AC(ACに育てられた子どもたち)の回復援助活動

の中から開発された自己創造技法 『自心観』ゼミナール
https://www.interbrain.co.jp/adultc-seminar/

 

新プロジェクト〈OKAGESAMA fellowship〉開始!
これまでの、かえって長期化を招いてしまっている家族会や居場所とは
違う当事者家族にとって本当に必要な「行き場」の提供です。



 


アダルトチルドレン回復サポート
NPO法人地球家族エコロジー協会付設心理教育カウンセリング・オフィス
ふぉーらむ北辰
福岡県大野城市つつじヶ丘6-4-21
 https://www.interbrain.co.jp/hokushin/


親ガチャを超えて~環境や状況に支配される生き方①


前回、自己破壊的生き方(自滅病)に関して述べましたが、自分の人生を生きるために主体性

発揮していかなければ、自分の人生を他人に支配されてしまいます。

自分の人生の主役ではなく、他人(親など)の人生のエキストラのような生き方になってしまいます。

主体性を欠けば、環境に流され、振り回され、支配される結果となります。




具体的に見てみると、

常に状況の被害者になります。

人生の主体者としての座を他人に渡していますので、何でも「させられた」被害者意識で、

責任転嫁ばかりします。

自身で選択しているといった自覚がありません。




感情すら、他人や状況に支配されています。

「俺を怒らせるな」と言いますが、怒らせた、怒ったのは自分です。

怒らないという選択は自分でできるのですから。

怒ってしまいたくなる解釈を自分がしてしまっているのです。




周囲からの批判に過敏でもあります。

批判に対して自身が評価する力がなく、誤った批判も無批判に受け入れ、相手の目と同じ目で

自分を否定します。

自分の価値を決めさせる力を他人に与えてしまうのです。




こうなると、無力感から将来への希望も目標ももてず、できることすらしようとせず、自己正当化

のために言い訳ばかり探します。




一番の損失は、人間関係が壊れることです。

傷つけられようが、人生に踏み込まれようが、何の抵抗もできなければ、怒り失望感が増すばかりです。

このような生き方で、満足、納得が出来ようはずもありませんね。

(続く)








※オンラインでのご相談も承っています。
お部屋とつながりますので、お気軽にどうぞ。



AC、次世代AC(ACに育てられた子どもたち)の回復援助活動

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