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HOME > アダルトチルドレンからの回復~私は私でありたい > アーカイブ > アダルトチルドレン: 2017年11月

アダルトチルドレンからの回復
~私は私でありたい
アダルトチルドレン: 2017年11月

アダルトチルドレンからのQ&A~レジリアンシー


トラウマに対する抵抗性にレジリアンシーという概念があります。

レジリアンシーとは、心の弾力性です。




レジリアンシーが高い人ほどストレス耐性が強く、そういった人たちの

特徴にあげられているのが、「自らの運命に積極的で、強引にでもその

意味を見出し、打開に向けて取り組む」
つまり、運命を享受できるという

ものなのです。

運命を享受するとは、ものごとを偶然で片づけず、すべてが必然の結果

と受け止め、そこに意味、意義を読み取り、ありのままに受け入れること

ができている状態です。




「投げ込まれた世界」の中に「望むところだ!」という心意気で改めて

自身で投げ入れ、自己変革(エンパワメント)のための課題を卒業して

いきましょう。

人生の主導権を主体的にとっていくのです。

レジリアンシーが高い人ほど、セルフ・エンパワメントが容易になります。

エンパワメントとは、〈夢や希望を与え、勇気づけ、本来もっている

すばらしい、生きる力を湧き出させること〉
です(安梅勅江 保健学博士)。





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アダルトチルドレンからのQ&A~自分を大事にする


自分を大事にしましょう。

それは執着することではなく、自身の存在意義(価値)に確信をもって

自分自身を自分自身として、そのまま受け入れられ、自愛をもって自分を

大切にすることです。

それが自尊心です。




本来の自分を見失い(自己喪失)、「自己」に飢えている(虚無感)と、

今だけの自分に執着します。それは自己愛です。

虚しさは寂しさを招き、孤独感恐怖感を強めます。




すると自分の見解に関連するものだけに自分の行動と興味を制限していき、

「自分だけで事足りている」という錯覚から、さらに孤立に陥ります。

心の渇き(渇愛)は、自己を充足させていくことで潤っていきます。

成長を心がけ、可能性に期待感をもてるようにしていきましょう。





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アダルトチルドレンからのQ&A~人生からの問いかけ


人生は流転です。常に変化しています。

私たちの人生は、自分の意思、思惑、はからいを超えた力に、ある方向へ

運ばれていっています。

また、大河のようなその大きな流れが、必要な何かを足元に運んできて

くれています。


その「必要な何か」に気づかなければなりません。




何のために必要なものなのか。

それは、成長のためのものです。




見えない流れが、目に見える形となったのが、人との出会いであり、

機会との遭遇です。

アダルトチルドレンにとっての最初の大きな(不本意?)出会いがです。

親をはじめとする人、物、事との出会いから、何を学び取っていくか。




逆境も変化も、すべてが成長の機会です。

人生から投げかけられたことから、自分にとっての意味を読み取って

いきます。

その際、自分の成長にとって、最適なものとしてそのことが起こっている

という前提でその意味を読み取っていきます。

もちろん、最適は必ずしも快適とは限りません。

向上のためには負荷が必要ですし、輝きを出すためには研磨が必要なよう

にです。

「艱難汝を玉にす」です。

その体験だからこそ知り得た、感じられたことから、気づき、発見がある

のです。




自らの可能性を信じ、成長させていくことが自己信頼につながり、困難な

状況にさえ、感謝できるようになります。





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アダルトチルドレンからのQ&A~無力の自覚


私たちは常に、事実の前に謙虚であらねばなりません。

現実真摯に向き合い、ありのままを受け入れられるようになることが

重要なのです。




他でもない「なぜ私に?」

この疑問の前から、逃げることは出来ません。

そのためには、自己の限界を知り、無力を覚ることです。




目の前の「問題」現状での価値観の限界)は、自分自身の見解から離れ

られず、この囚われのために、日々の生活がままならなくなってしまった

ひとつの結果です。

自身の見解への拘りは、変化を拒むところからはじまり、自分の判断力を

信じ過ぎていたことで迷いを深めたことを理解しましょう。





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