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アダルトチルドレンからの回復
~私は私でありたい
ひきこもり: 2021年1月
アダルトチルドレン~挑戦のための勇気⑦
志(目標)を立て、それを実現していくためには、自分を律していく意志力が必要です。
その実現のために、意志の力で日常をより善く整えていきます。
家事をしながら筋トレを行う「ながらトレーニング」の発想が有効で、前回までに述べてきた
心がけ、心がまえを意識し、自尊感情や自己信頼感を育てていけるような日常の過ごし方の
姿勢・態度を整えていきます。
意志力を養うために最適な方法をご紹介しましょう。
私が推奨しているのは、ズバリ「苦行」です。
とは言っても、何も断食したり、滝に打たれたりではありません。
体重を気にしている人には断食もいいかも知れませんがね(笑)。
私が言う「苦行」は、めんどくさいことをやることです。
恐らく、めんどくさいと日頃感じるものは沢山出てくるでしょう。
それだけ、意志力を養うトレーニングメニューが多く用意できるということです。
めんどくさいということは、かねてからやっていないということです。
不慣れだからこそ、負担に感じるのです。
この心への負荷が、意志力、実行力を鍛えてくれます。
また、日常をより善く整えていくためには、かねてやっていないことこそ、実行していくことが
重要なのです。
なぜなら、現状に改善が必要ということは、かねてから意識せずとも行っていることに問題が
あるからです。
これまでの生活習慣に問題があるのです。
意志力を養い、勇気をもって新たなことに挑戦していける自分になるために、めんどくさいと
感じることを進んで行っていきましょう。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2021年1月24日 08:02
アダルトチルドレン~挑戦のための勇気⑥
前回、姿勢・態度を整えるための心がけ、心がまえについて述べました。
加えて必要なことが、心向けです。
心を向けるものを定めておかなければ、心が暇になってしまいます。
「小人閑居して不善を為す」(大学)と申します。
人間暇になると、ろくなことは考えません。
暇な心をつくらない。
そのために常に心を向けるのは、「志」です。
私の座右の銘のひとつに、陽明学の次のような言葉があります。
「志立たざれば、天下に成すべきの事なし」
立志です。
志は、自分が追い求めるものですので、志があれば暇はなくなりますし、常に自分を支えてくれ
勇気も与えてくれます。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2021年1月21日 07:29
アダルトチルドレン~挑戦のための勇気⑤
姿勢・態度を左右する心がけ、心がまえについて述べてみましょう。
先ず、何を常に心がけるか。それは、謙虚・反省・感謝・敬意です。
謙虚さがなければ慢心が出ます。
慢心は、油断を招き必ず成長を阻みます。
反省は、後悔とは違います。
後悔は、ただただ過去を振り返り、悔やむだけです。全くのエネルギーの無駄です。
反省は、前へ進むために一旦振り返り、原因と結果の再検討を行うことです。
どんな原因が、その結果を招いたかを分析するのです。
感謝は、何事もそこから学ぶという姿勢があれば、すべてに感謝できます。
敬意。これが一番の土台、基礎となることでしょう。
何事にも敬意をもって接するということが大切です。
敬意があれば、自己を慎み(謙虚)、反省し、相手、対象を尊重します。
人、モノだけでなく、機会、苦悩に対しても敬意をもって向きあえば、必ず学びがあります。
学びによって成長すれば感謝です。
次に心がまえですが、
自身の課題をこなしていくということです。
課題とは、〈生き辛さの解消と生きがいの実現〉です。
私たちはそれぞれ、自身の課題というものがあります。
生きていくということは、その課題をひとつひとつ丁寧にこなしていくということです。
他者と自己を比較して一喜一憂するのではなく、常に自己の課題に取り組んでいく
ことを忘れないことです。
課題は、必須科目と同じで、単位を取らなければ卒業できません。
単位を取らなければ、留年と同じで、分かるまで失敗を繰り返さなければならなくなります。
この心がけと心がまえがあれば、自分の身に起こる一つ一つのことに適切に対処し、勇気をもって
新たなことに挑戦できる姿勢と態度が備わっていくのです。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2021年1月19日 06:28
アダルトチルドレン~挑戦のための勇気④
自己信頼感が低い人に多いのが、過去の結果ばかりで自分をはかろうとすることです。
もちろん、失敗や挫折経験の方が多いからこそ、いまの自分に自信がもてないわけです。
しかし、大事なことは、今までがどうだったかではなく、常に目の前の事にどう対処するかです。
何事かに取り組めば、うまくいく場合もありあれば、うまくいかない場合だってあります。
うまくいこうがいくまいが、重要なことは、その結果に対してどういう姿勢・態度で臨むかです。
その姿勢・態度に真価が問われるのです。
たとえ成功しても、浮かれて、慢心すれば、油断を招きミスや周囲からひんしゅくをかうような
ことにもなります。
反対に、失敗しても、適切な対応でその後始末を責任もってやっていれば、かえって信頼を得る
ことにもなるのです。
ですから、過去が失敗ばかりだったからと、いつまでもうじうじしていれば、過去の失敗よりも、
今のその態度こそ周囲からの評価を下げてしまうのです。。
姿勢・態度を左右するのは、心がけ・心がまえです。
次回述べてみましょう。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2021年1月13日 06:46
アダルトチルドレン~挑戦のための勇気③
自己不信の状態では、将来に対してどうしても悲観的になってしまいます。
ですから、これからを楽観視できるようになるためにも、自己信頼感を育てていく必要があるのです。
自分を日々成長させていければ、信頼感は高まります。
では、成長の基準はどこにおいておけば良いでしょうか?
それは、過去の自分と現在の自分を比較して、その向上ぶりを見たらいいですね。
大事なことは、常に自分との比較であって、他人は関係ないということです。
他人と比較するからおかしくなるのです。
そもそも他人と比較することは、全く意味がありません。
なぜなら、誕生の時点から人は違うのです。
体格、資質、能力、容姿、家庭環境、等々。
人種や性別が同じであれ、何もかもが違います。
だからこそ、一人一人に価値があり、素晴らしいのです。
この世に生まれ、生きていくというのは、それぞれの課題があり、それを果たしていけばいいんです。
人生の主人公、主導者は自分であるわけですから。
他人を気にしているというのは、他人の人生を生きているようなものです。
他人が主役の人生のエキストラです。
それでは常に他人に振り回される人生になってしまいます。
向上心と利他心が、自尊感情と自己信頼感を育ててくれます。
過去の自分をライバルとして、向上心をコーチとして、他者やあらゆることを師として学んでいけば、
必ず成長していけます。
学びの機会を与えてくれる他者への感謝から、利他心が生まれ、思いやりをもって役に立つ
ことを実践していくことにつながります。
それが自尊感情を育てるのです。
自分の人生に責任をもって生きていきましょう。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2021年1月 3日 09:45
アダルトチルドレン~挑戦のための勇気②
可能性への信頼感と言うのは、もちろん発展への可能性です。
可能性は植物の種と考えてみてください。
種には、花が咲いて実がなるまでのすべてのプログラムが仕組まれていますよね。
でも、種のうちは割ってみても分かりません。
可能性も同じで、今はまだ分からないから「可能性」なのです。
結果が分かっていたら、可能性とは言いません。
しかしその種も、適切な環境と継続的に世話をしていかないと芽も出ません。
肥沃な土に蒔いて、水や日光をあてないと育たないのです。
ですから、自分の可能性を育てたいのなら、人生を大事に自分を大切に育てていきましょう。
そのためには、「かねてから」が重要です。
特別な時に特別なことをするのではなく、日常を整えていくのです。
挑戦していく意欲や勇気が出ないときというのは、何か自分が恥ずかしいとか、情けないとか
感じているときです。
ですから、先ず恥ずかしいとか、情けないと思ってしまうような過ごし方をしないということです。
そんな過ごし方をしていれば虚しさしかありません。
そもそも、何を恥ずかしい、何が情けないと思っていますか?
よくあるのが、出来ないことがあるとか、もってないものがあるとか、成果を出したことがないとか、
そういう能力的なことに対してです。
そんなことよりも、成長のための努力を怠ることこそ恥ずかしく、情けないことです。
信頼というものは、能力以上に、姿勢・態度に寄せられるものなのです。
自堕落な日々を過ごしていて、自分磨きもせず、娯楽にうつつを抜かしていて、そのうえ自分を卑下
するような言葉を自分に浴びせていては、自分の可能性を信じることなど出来ようはずもありません。
日常を整えるというのは、日々の生き方の姿勢・態度を整えていくということです。
(続く)
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